第238話 

「ですが、本当に刑事さんだったら、どうするンですか…!?」

 果敢にもメロンは阿久津らに歯向かった。


「な、何ィ~!!」

 阿久津らがスゴむと、こっちまで臆してしまう。


「そうよ! 見殺しにする気……!!」

 麻衣姉もメロンに加勢した。


「フン! 俺たちは、お前ら、偽善者とは違うンだよ…!!」

 阿久津らは、どうあっても退かないようだ。

「何ですってェ~!!」

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