第233話 謎の来訪者❗❗

 当然だが、この緊迫した状況で柔らかな胸の感触をたのしむ余裕はない。


「な、何だ!! 今度は……」

 一斉に、全員の視線が打ち鳴らされているドアに集まった。


『お願いだァ! 早くここを開けてくれェ~ーー!!』

 誰かが、ドンドン、ドアを叩きながら外で叫んでいた。

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