第227話

「そんな事……」

 ボクたちに八つ当たりされたって……


「よォ、そこの猟銃を出せよ!」

 凶二がアゴで差した。


「いえ、あの…そんな事は……」

 オーナーらも苦慮していた。


「じゃ、どうすンだよォ~…!!

 殺人鬼が銃を持って、ここにやって来たらァ~ー!!」

 猟銃を陳列している棚のガラス扉を強引に開けようとした。


「ちょっと、待って下さい!」

 九鬼神が制止した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る