第83話 用意しますわ💕💕

「フン…、これで、宜しいわね……!?」

 警部補のリオが多羅尾に訊いた。

「ええ…、まァ~、ねぇ……」

 多羅尾は頬杖をつき、余所よそ見をして頷いた。

 いつになく物憂ものうげな面持ちだ。


 窓の外は抜けるような青空が広がっていた。


「では、メロンちゃんも用意しますわ💕💕」

 不意に、メロンは服を脱ぎ始めた。

「え、え、え、えェ~……

 何、やってンだよ……!?」

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