第998話、わたくし、『転生法』各話について解説いたしますの♡(その5)

ちょい悪令嬢「それでは今回も、『第10回ネット小説大賞』エントリー作品にして最終兵器である、超問題作『転生法』の各エピソードの紹介の続きとして、第64話の詳細なる考証を行いたいかと思います!」




メリーさん太「……第64話って言うと、またしても『自衛隊』をモチーフにしたやつか?」




ちょい悪令嬢「ええ、タイトルからして『銀座を壊滅させるのは、むしろ自衛隊だったりして⁉』ですからね☆」


メリーさん太「こうして続け様に『自衛隊』関連のエピソードを取り上げるのは、やはり目下注目の『ウクライナ侵略』絡みか? それにしても『自衛隊が銀座を壊滅させる』なんて、物騒なタイトルだな………………いや、ちょっと待てよ、それって確か──」




ちょい悪令嬢「ええ、かつて本作でもご紹介した、『小説家になろう』様の恒例の公式イベント『夏のホラー2019』にエントリーした、異世界転生における驚くべき『独自システム』を最大限に活用した、超画期的な新世代ホラー小説『本当は怖い異世界転生⁉【病院編】』を、『転生法』ならではに『異世界転生』を焦点にして、詳細に検証したエピソードです!」




メリーさん太「──それをまた、この【座談会】で検証するわけかよ⁉」


ちょい悪令嬢「それだけ文字通りに、『超画期的な新世代ホラー小説』なのですよ。──場合によっては、日本最大のホラー小説のコンテストにエントリーしようかと思うほどにね」


メリーさん太「日本最大のホラー小説のコンテストって………………ああっ! 『横○正史ミステリ&ホラー大賞』のことか⁉」




ちょい悪令嬢「そうです、何と今回からは、『カクヨム』様エントリー作品であれば面倒な手続き一切無しで、そのままWeb上で応募できるようになったので、本作の作者も是非ともこの『本当は怖い異世界転生⁉【病院編】』でチャレンジしてみようと思うのですよ!」




メリーさん太「──おいおいおい、いきなりそんな大風呂敷広げて大丈夫か? 現在実家の父親の介護で完全に忙殺されていて、『カクヨム』様や『小説家になろう』様の公式Web小説コンテストに対してすらも、完全新作をエントリーできなかったと言うのに⁉」




ちょい悪令嬢「むしろ、『だからこそ』、なのです!」


メリーさん太「だからこそ、って……」




ちょい悪令嬢「『カクヨムコン』と『なろうコン』において不本意な結果に終わったからこそ、作者の現在における最大のテーマである『これまでに無かった異世界転生を活用した独自展開』と、本来の得意分野である『ホラー作品』において、捲土重来を期したいと思っているのです!」




メリーさん太「──‼」




ちょい悪令嬢「おそらくはかなり手を加えることになると思いますが、こうして現在すでに数十話完成している作品だったら、応募締め切りにきちんと間に合うと思われますしね♫」


メリーさん太「……確かに、異世界人が『異世界転移』によって物理的に銀座に攻め込んでくるのでは無く、召喚術を逆用した『異世界から日本への転生』と言ったとんでもない裏技を使って、まずオークやゴブリン等知性の無いモンスターの魂を銀座にいる日本人に転生憑依させて、大騒動を起こさせておいて、その鎮圧に赴いた自衛隊員に対して、今度は知性ある異世界人が転生憑依することによって、自衛隊の最新兵器を使って銀座そのものを壊滅させるという、『GA○E』すらも及びもつかないほどの『おぞましさ』であり、まさに『ホラー小説』としての新たなる極地に到達したと言っても過言では無いよな」




ちょい悪令嬢「──それに実はこれは、現在の『ウクライナ問題』とも、あながち無関係では無いのです!」




メリーさん太「はあああああああああああ⁉ 何で銀座で自衛隊を装った『外の国の人間』どもが暴れ回る作品が、『ウクライナ問題』と関係しているって言うんだよ⁉ むしろいかにも『日本人そっくりの外見』をした、『あいつら』のほうがよほど該当するだろうが⁉」




ちょい悪令嬢「『外国人』? 『日本人そっくりのあいつら』? 何を言っているのです、この作品はあくまでも、『純血なる日本人』における『内面的変化』をテーマにしているのですよ?」




メリーさん太「……それって、これまた本作の作者お得意の、『ゴミュニズム信奉者への洗脳』や『金や女をあてがっての工作員化』のメタファとか、言い出すんじゃ無いだろうな?」


ちょい悪令嬢「ちょっと前ならまさにそのように述べたのですが、すでに現段階においては、まったく状況が変わっているのです」


メリーさん太「へ?」




ちょい悪令嬢「在日ロシア大使のクソが『日本の対ロシア制裁に対しては報復する』と明言しやがって、その一味の在日中国領事までもが便乗して、『弱者は強者にケンカを売るな』などと、大言壮語をカマしやがったのですよ」




メリーさん太「はあああああああああああ⁉ それってまさしく、『宣戦布告』も同然じゃんか⁉」




ちょい悪令嬢「ねえ、もはや『侵略者としての本性』を、隠そうともしていないでしょ?」


メリーさん太「……こりゃあ、ロシアによる更なる戦線拡大や、中国による台湾侵攻や尖閣諸島の占領も、俄然真実味が跳ね上がってきたよな」


ちょい悪令嬢「でも、これら一連の流れって、別に現在の日本にとっては、悪いことばかりでも無いのですよ?」


メリーさん太「──はあ⁉ この下手したら『第三次世界大戦勃発の危機』的状況が、日本人にとって悪くは無いって、どういうことだよ⁉………………………いや、ちょっと待て。そもそもこの話題と、先ほど言及した『異世界人による日本人の精神的乗っ取り』とが、どう関わってくるって言うんだ?」


ちょい悪令嬢「ですから、日本人の内面的変化──すなわち『意識改革』が、非常に理想的な方向で実現できたのですよ」


メリーさん太「日本人にとっての、理想的な意識改革、って……」




ちょい悪令嬢「例えばたった今、『憲法9条の破棄と核武装をも含む再軍備化』の是非を『国民投票』にかけた場合、圧倒的多数で承認されるとは思いません?」




メリーさん太「──なっ⁉ つまり今回の一件で、日本国民の『国防意識』が、格段に跳ね上がったってことか⁉」




ちょい悪令嬢「当然でしょう? 侵略者の前では、『交渉』も『他国の口先だけの援助』も、まったく効果が無いことが証明されたわけですからね。『平和憲法』とか『日米安保』とか度外視して、日本国自体が独自に軍備を整えなければ、まったくお話にならないのですよ」


メリーさん太「……確かにな、そもそも旧ソビエトの『帝国主義』によって、これまで多くの国々が、どれだけ苦汁を飲まされてきたことか」


ちょい悪令嬢「すでに『ポーランド』や『フィンランド』や『バルト三国』が、ロシアの侵略行為に対する『徹底抗戦』を表明していますしね」


メリーさん太「ああ、ポーランドはかつてイギリスやフランスの後ろ盾を得ながらも、ソビエトにあっさりと占領されて、しかも亡命政府がソビエトと共同してナチスドイツと戦ったというのに、戦後はその存在をソビエトはもちろん英仏にすら完全に無視されて、長らく共産主義政権のもとで、すべての国民が困窮し続けた恨みがあるんだよな」


ちょい悪令嬢「それに対してフィンランドは小国ながらも、圧倒的多数のソビエト侵略軍に対して善戦をし続けて、戦後の共産化を免れており、まさしく現在のウクライナや、ほぼ同じ境遇にある東欧諸国にとっては、『希望の星』ですしね」


メリーさん太「バルト三国に至っては、ソビエトに完全に吸収されて、国家そのものが消失してしまうという、とんでもない憂き目に遭っているから、これ以上のロシアの軍事活動の拡張を、見て見ぬ振りなんてできないだろうな」




ちょい悪令嬢「──そうなのです、このように『凶悪なる侵略者』が本性を現してしまった今となっては、『平和憲法』なんて何の意味も無く、『戦え、戦え』の精神で立ち向かっていくしか無く、戦わずして相手の暴挙の為すがままに任せれば、自分自身や家族の命や尊厳はもちろん、国そのもののを失ってしまうことにもなりかねないのです!」




メリーさん太「しかもロシアのやつら、この期に及んで世界中にケンカを売っているからな。これって完全にかつての『ナチスドイツ』同然の愚行で、むしろ『死亡フラグ』じゃ無いのか?」




ちょい悪令嬢「──その通り! 後は世界各国で示しを合わせて、よってたかってロシアをタコ殴りにするだけでございます! ……おや、そこの東アジアの大国さん、『ナチスドイツ』なロシア同様に、かつての『大日本帝国』のポジションが欲しいとおっしゃるのなら、遠慮なくお与えしますので、とっとと軍事侵攻を始めて、滅ぼされてくださいな♡」

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