第994話、わたくし、『転生法』各話について解説いたしますの♡(その1)
メリーさん太「──さあ、ついに登場しました、【第10回ネット小説大賞】最終兵器、その名も『転生法』! 当【座談会】におきましても、まさにこの『
ちょい悪令嬢「…………」
メリーさん太「あ、あれ、アルテミスさん?」
ちょい悪令嬢「…………」
メリーさん太「ちょっと、どうしたのです? あれだけ当【座談会】でも宣伝していた『転生法』が、満を持して全100話連続投稿を開始したと言うのに?」
ちょい悪令嬢「…………」
メリーさん太「そりゃまあ、本来の予定が大幅に遅れて、本日の早朝にやっと公開スタートにこぎ着けたという、急場凌ぎとなりましたけど……」
ちょい悪令嬢「………………………………………………どうして」
メリーさん太「え?」
ちょい悪令嬢「どうして、すでに100話近くもストックが有りながら、公開が遅れたと思われます?」
メリーさん太「え、ええと……」
ちょい悪令嬢「──この数日間の、『事実』だけをありのままに話すぜ」
メリーさん太「は?(誰だよ、おまえ)」
ちょい悪令嬢「実家の父親の介護に疲れ果てた某Web作家が、ついに寝込んでしまったところ、何とほんのちょっと目を離しただけで、不要な高所作業をしていた父親が、足場から転げ落ちて数針縫う大けがを負ってしまったのですが、」
メリーさん太「……あれ? それって(うちの作者の話じゃ)」
ちょい悪令嬢「かかりつけの病院での迅速なる応急処置が功を奏したのか、その後の経過は至極順調で、昨日その病院で再度診てもらったところ、回復の具合が予想以上で、早くも今度の木曜日に抜糸してもらえることになりました」
メリーさん太「え、そうなの? それはめでたいじゃん!」
ちょい悪令嬢「更には以前も述べましたように、現在父親は国民健康保険証を紛失しておりまして、そのままでは適切な医療費の支払いに支障を来してしまいますので、作者が代理で市役所に再発行申請に赴いたところ、何とほんの十分ほどですべての手続きが済んで、新たな保険証を手に入れることができたのです!」
メリーさん太「──結果だけ見れば、言うこと無しのパーフェクトだな⁉ 腐っても東京のマンモス自治体に勤務していただけあって、事務能力については大したものだよな」
ちょい悪令嬢「……とはいえ、昨日の午前中だけでこの有り様では、さすがにオーバーワークと言うことで、作者ってばまたしても寝込んでしまったのです」
メリーさん太「よく寝込む奴だな⁉ そんなんで『転生法』の全100話連続公開を、今月末のコンテスト締め切りまでに終わらせることができるのか?」
ちょい悪令嬢「──それが何と、文字通り心身共に限界を迎えて眠り込んでいた作者の部屋の窓が、いきなり激しく叩かれ始めたのです!」
メリーさん太「何だと、一体何事だ⁉………………いや、ちょっと待てよ?」
ちょい悪令嬢「おや、どうかいたしましたか、メリーさん?」
メリーさん太「
ちょい悪令嬢「はい、その通りです」
メリーさん太「それなら何で、窓を叩いたりできるんだよ⁉」
ちょい悪令嬢「作者自身も慌てて飛び起きて、窓を開けたところ──」
メリーさん太「……ところ?」
ちょい悪令嬢「なぜか(一階部分の)屋根の上に、ほんの先日重症を負いいまだ抜糸も済んでいない父親が、寒風の中たたずんでいたのです!」
メリーさん太「──何だよもお! またかよおおおお!!!(天丼)」
ちょい悪令嬢「1メートルも無い足場から転げ落ちて、数針も縫う大けがをしておきながら、どうして隙あらば屋根の上に登ろうとするんだよ⁉ おまえは『調○兵団』か⁉
メリーさん太「調○兵団て…………もしそうなら、一体何と戦っているんだ、親父さんは?」
ちょい悪令嬢「そりゃあ現役時代は『チビ親父兵長』だった彼の仇敵と言えば、『巨人』に決まっているでしょう?」
メリーさん太「──リヴ○イ兵長かよ⁉ いやいや、作者の父親は元『兵長』では無く、元『校長』だろうが⁉」
ちょい悪令嬢「……考えてみれば、人類最強が『超ミニ兵長』さんで、しかも『高身長』の極地である『巨人』たちをバッサバッサと斬り捨てていくなんて、『進○の巨人』て実は、『低身長男子』の
メリーさん太「──無理やり前回までの内容と繋げようとするなよ⁉ もう『低身長』ネタはいいから! とにかく何で親父さんが屋根の上にいたのか、事の顛末を教えてくれ!」
ちょい悪令嬢「それと言うのも、作者の実家の玄関は、まるで江戸時代の長屋のように、つっかえ棒を鍵代わりにしているのですよ」
メリーさん太「……すげえ斬新なセキュリティだな。さすがド田舎」
ちょい悪令嬢「それで、実はこれってしょっちゅうあることなんですが、父親が外に出る時に、玄関の扉からつっかえ棒を完全に離していなかったから、閉めた途端に再びロック状態になってしまったんですよ」
メリーさん太「……え、ちょっと待って、その時点では現在同居している作者は、寝込んでいるわけなんだよね?」
ちょい悪令嬢「そうなのです、寒風吹きすさぶ中で小一時間ほど、屋外に放置されていたそうです」
メリーさん太「それで、どうにかして作者を起こそうと、奴の部屋がある二階によじ登ってきたわけか? ──しかも事もあろうに、現在重症を負っている身で⁉」
ちょい悪令嬢「……もうね、勘弁してもらいたいですわ。その姿を目の当たりにした際の作者の心境ときたら、察して余りありませんわ」
メリーさん太「こりゃあ、ますます寝込むことになりそうだな」
ちょい悪令嬢「──残念ながら、そんなことは言っておられません! 何せ『第10回ネット小説大賞』の締め切り日が、間近に迫っているのですからね!」
メリーさん太「──そういえば、今回の『本題』も、それだったっけ⁉」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、気持ちを切り替えて参りましょう! さて、現時点で公開済みなのは、『転生法』の第1話から第12話までとなります!」
メリーさん太「……ほぼ半日で十二話って、結構頑張ったな」
ちょい悪令嬢「そのお陰で、本作のほうの作成スケジュールに、多大なる影響が出ておりますけどね☆」
メリーさん太「うん、本当は今朝の7時に完成させてサイトに上げなければならないと言うのに、現在すでに夕方の4時過ぎの段階でありながら、いまだ『下書き』状態だからな」
ちょい悪令嬢「それでは第1話から始めましょう! ──これは文字通りに本編の導入部に過ぎず、タイトルの『転生法』とはいかなるものであるかについて、極簡単に説明を述べていて、本来なら『第0話』とか『序章』とか『イントロダクション』とかにすべきではないでしょうか」
メリーさん太「とはいえ、当【座談会】でもたびたび指摘しているように、この時点で『今更東京オリンピックなんて開催してもメリットは無く、癒着企業が儲けるだけ』と明言しているところがすごいよな」
ちょい悪令嬢「自他共に認める『愛国者』であり、しかも当作品を『カクヨム』様のほうで公開した当時には、『コロナ禍』の『コ』の字も無かったというのにね」
メリーさん太「まあ、全部で十二話もあるんだから第1話についてはこの辺にして、第2話に移ることにしようよ」
ちょい悪令嬢「第2話はタイトルそのまんまで、異世界における『奴隷制』についてですね」
メリーさん太「う〜ん、異世界と言うよりも、『
ちょい悪令嬢「作品全体の【あらすじ】に記している通りに、本物の異世界のほうが『なろう系作品』に合わせる形で、今まで無かった『奴隷制』を創設するのですからね、さすがは我が作者、明らかに狂ってますなあ♫」
メリーさん太「……ていうかこれって、『ワンパターンそのままに奴隷制を登場させているなろう系作品』に対する、盛大なる『
ちょい悪令嬢「そして続く第3話は、何といきなり『クリスマス』の登場です!」
メリーさん太「──いやいや、どうして『宗教観』どころか文字通りに『世界観』そのものが
ちょい悪令嬢「それにつきましては当エピソードをお読みいただきたいのですが、ぶっちゃけほとんどの『なろう系作品』において、毎年12月24日や25日には『クリスマスもどき』のイベントを行うのをお約束としているので、どうせなら『もどき』では無くクリスマス『そのもの』であっても、今更構わないんじゃ無いかと思いまして☆」
メリーさん太「……まあ、その『理由』についても、エピソード内で詳細に述べられているので、納得できなくも無いんだけど、『オチ』として、異世界人側がこのような『文化的侵略』が密かに進行しているのを危惧しているところなんて、結構シリアスだよな」
ちょい悪令嬢「この作品は特に最初のほうは、真面目な内容が多いですからね。──うちとは違って」
メリーさん太「──いかにも本作が、不真面目でおちゃらけているような言い方はよせ!」
ちょい悪令嬢「……ええと、いまだ途中でありますが、今回はこの辺にさせていただきたいかと思います。──残りは次回以降にご紹介する予定ですので、どうぞよろしくお願いいたしますわ♡」
メリーさん太「な、何だ、いかにも唐突だな?」
ちょい悪令嬢「実は、現在も同時進行的に『転生法』の新規エピソードを投稿しておりまして、いくら解説してもキリがありませんので、当【座談会】におきましては、『前日公開分』のエピソードを解説していこうかと、急遽方針を変えましたの」
メリーさん太「……まあ、それで無くても執筆時間を削られまくっているんだから、致し方ない措置かもなあ」
ちょい悪令嬢「──と言うわけで、次回以降も、どうぞよろしくお願いいたします♡(二回目)」
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