第820話、【ま○マギ】わたくし、無限ループの仕掛け人は、むしろほむ○ちゃん自身だと思いますの⁉(前編)

ちょい悪令嬢「──メリーさん、わたくし、すごいことを思いつきましたの!」




メリーさん太「……何だ、冒頭からいきなり? また『マギア○コード』アニメ版のことか? それとも昨日接種したばかりの、『新型コロナウイルス対応ワクチン』の2回目のことか?」




ちょい悪令嬢「新型コロナウイルス……ワクチン……? それって一体、何のこと──ううっ、突然謎の頭痛が⁉」




メリーさん太「お、おいっ、まさか『副反応』か⁉」


ちょい悪令嬢「だ、大丈夫です、わたくしは何よりも、『ま○か☆マギカ』について、どうしても読者の皆様に、お伝えしなければならないことがあるのですッ!」


メリーさん太「いや、セカンドシーズン第5話については、昨日無理して第一ファーストインプレッションをご報告しただろうが⁉ ホント、『マギ○コ』のことになると、本作の作者ってば、我を失う…………いや待て。『ま○マギ』だと? 『マギ○コ』では無くて?」


ちょい悪令嬢「ええ、『マギ○コ』については、次回どうなるのか、すでに予想はついておりますし」


メリーさん太「──ええっ⁉ 次回って、第6話のことか⁉ 一体どうなるって言うんだよ、あのいかにも『クライマックスならではの引き』で終わっておいて⁉ 黒○さんの死亡フラグは、まさかあのまま発動してしまうのか⁉」


ちょい悪令嬢「え、『クライマックス』? 『死亡フラグ』? 一体何のことですか? おそらく次回においては、別に何も起こらないかと思いますよ?」


メリーさん太「へ? 何か今にも『最終作戦』が発動しそうなところで終わっておいて、何も起こらないって……」


ちょい悪令嬢「ほら、前回の【座談会】でも申しましたが、『マギ○コ』第5話の大注目トピックスとしては、『怠惰そのものの本性を現したみ○ゆさんw』を外すことはできないって話だったじゃないですか?」


メリーさん太「……またその話かよ? 確かに『飲○問題』については、『実は魔法少女はゾンビ同然』ということでフォローできたとはいえ、あまりネット上で触れないほうがいいのでは?」


ちょい悪令嬢「いえ、問題は『飲○』では無く、あくまでも『アンニュイそのもの』な態度のほうなのです」


メリーさん太「え? あれって、み○ゆさんの『本性』なんじゃ無いの?」


ちょい悪令嬢「それはそうなんですけど、その『本性』が現れた切っ掛けは、何でしたっけ?」


メリーさん太「切っ掛けって…………実は自分が『マギ○スの翼』という魔法少女組織において、幹部どころかほとんど何も知らされていない、『蚊帳の外』に過ぎなかったことに気づいたからだろ?」


ちょい悪令嬢「それは『誰』に会ったから、気づいたんでしたっけ?」


メリーさん太「『誰』って、そりゃあもちろん、冒頭部において、『ウワサの鶴○』ちゃんに会ったからじゃないのか?」


ちょい悪令嬢「まさにその『ウワ鶴』ちゃんの、個別属性って、何でしたっけ?」


メリーさん太「『ウワ鶴』ちゃんの属性って…………ええと、確か、『怠惰』じゃ無かったっけ──ああっ、そういうことか⁉」


ちょい悪令嬢「そうです、み○ゆさんがいきなり『怠惰』になってしまったのも、ウワ鶴ちゃんと接触したからとも考えられるのです」


メリーさん太「……うん、そのパターンも否定できないよな。──しかし本作の作者って、よくもそんなことに気づけるものだよな」


ちょい悪令嬢「あ、違いますよ。これもいつものように、Web上の『マギ○コ』関連スレで見つけたネタなのです」


メリーさん太「何だ、そうなのか?」


ちょい悪令嬢「──と言うことで、次回の『マギ○コ』がどうなるかは、もうわかりましたよね?」


メリーさん太「ど、どうなるって?」




ちょい悪令嬢「これはアニメ版オリジナル展開なんですが、現在敵味方のほぼ全員が集結しているホテルフ○ントホープが、よりによってウワサの鶴○ちゃんが管理しているキレーシ○ンランドと合体したのですよ? ──つまり、鶴○ちゃんの固有の『ウワサ属性』である『怠惰』が、物語の舞台全域に蔓延して、全キャラクターが『やる気を無くしてしまう』怖れすらも、十分考えられるわけなのです」




メリーさん太「──ああっ、そういえば、そうだった! 駄目じゃん、ね○ちゃん! 本来『一般人の生け贄』を捕獲するための罠である『キレーシ○ンランド』を、自分たちの本拠地と合体させたりしたら⁉」


ちょい悪令嬢「その結果、『エンブ○オ・イブ覚醒作戦』も潰えるわ、のこのことやって来た『ワルプルギス○夜』もやる気を無くすわ、『おガキ様』たちの目を覚まさせようとしていたい○はちゃんもどうでもよくなるわで、みんなみ○ゆさんみたいになったりしてねwww」


メリーさん太「──いや、いくら何でも、それは無いだろ⁉」


ちょい悪令嬢「わかりませんよお? 本作の作者は原作ゲームをやっておりませんけど、キレーシ○ンランドはそれ自体に人を怠惰にする効能があるのだから、この【座談会】の予想通りになる可能性は、けして否定できないのでは?」


メリーさん太「──もしも万が一そうなったら、せっかくクライマックスに突入したのに、すべてのストーリーが止まってしまうじゃないか⁉」




ちょい悪令嬢「だからまず最初に、鶴○ちゃんをウワサから解放するシナリオを、解決クリアしなければならないのですよ」




メリーさん太「……あー、なるほど、そういうことか」


ちょい悪令嬢「何せキレーシ○ンランドの『怠惰効果』をキャンセルしない限りは、ストーリーはまったく進行しませんからね。場合によっては、マギ○ス側も協力してくれたりして」


メリーさん太「そもそも『鶴○ちゃんの救済』は、絶対クリアすべきイベントだからな。ある意味ちゃんと、『段取りを踏んでいる』とも言えるのか」


ちょい悪令嬢「これを『単発イベント』にしようとすると、下手すると『尺』の関係から省略される怖れもありましたけど、こうしてメインシナリオの中に組み込むことによって、せっかくの『見せ場』をキープできたって次第なのですよ」


メリーさん太「むしろ終盤に向けて、ストーリーはもちろん人間関係においても、単調な展開よりもいろいろと『錯綜』気味にしたほうが、俄然面白くなるからな」




ちょい悪令嬢「──まあ、そうは言っても、いくら何でも次回の第6話で何の脈略も無くいきなり、みんなが『み○ゆさん化』したりするわけが無く、ちゃんとそれぞれの陣営において、『頑張り物語』を展開するものと思いますけどねw」




メリーさん太「おいっ、毎度お馴染みの、『最後の最後でぶち壊し』をするんじゃないよ⁉ ──しかも性懲りもなく、『中の人』ネタだし!」




ちょい悪令嬢「まあ、そこのところは次回のお楽しみと言うことで、そろそろ『本題』に入ることにいたしましょう!」




メリーさん太「え、『本題』って……………ああ、『マギ○コ』では無くて『ま○マギ』について、何か重要なことを思いついたとか言っていたんだっけ?」




ちょい悪令嬢「ちょっと、どうしてそんな大切なことを忘れるんですか⁉」


メリーさん太「──それはおまえが、次回の『マギ○コ』が、全キャラ共に『み○ゆさん化』してしまうとか、阿呆みたいなことを言い出すからだろうが⁉」


ちょい悪令嬢「くくくくく、そんなことを言っていられるのも、今のうちだけですよ? ──何せ本作の作者ってば、かの『ワルプルギス○廻天』に関する『具体的なストーリー展開』を、見事に予測してみせたのですからね!」


メリーさん太「……『ワルプルギス○廻天』の具体的ストーリー展開だと? いまだ『ティザービジュアル』一枚きりしか、発表されていないというのに?」




ちょい悪令嬢「今回の第5話を見た限りにおいては、おそらくは『マギ○コ』のキャラたちも、参戦するものと思われるのですよ!」




メリーさん太「は?………………………いやいやいや、それは無いだろう⁉ もしもそんなことをしでかしたら、『ま○マギ原理主義者』の皆様から、非難囂々になってしまうぞ⁉」




ちょい悪令嬢「でもですねえ、実のところ、これ以外には考えられないんですよ」




メリーさん太「……何、だと?」







(※後編に続きます)

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