第692話、わたくしたち、悪役令嬢アイドルグループ『アクドル』ですの♡(その4)

ミルクの時間「──現在全話一挙無料配信中の、『猫○語・白』ですが、何と戦場○原さんとはね○さんとが、いきなり百合っぽいモードとなられており、何だかほ○らちゃんとま○かちゃん(と言うか『ひぐ○し』の○ちゃん?)とが同棲しているみたいで、『ほむ○むファン』の皆さんは必見ですよ!」




ちょい悪令嬢「……あ、あの」




ミルクの時間「百合系でしかも歴史的超傑作アニメと言えば、『ト○プをねらえ!』ですけど、こちらも順次全話無料配信が行われております! 大昔の作品ですので、現在の深夜アニメ真っ青の『サービスシーン』もてんこ盛りですが、第2話から早速化けの皮を剥がしての本格的ハードSF展開は、同じスタッフによる『エヴ○』がお好きな方には、超お勧めですよ!」




ちょい悪令嬢「ええと……」




ミルクの時間「更には、かの『なろう系』アニメの超傑作『ダンジ○ンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の第一期の全話順次無料配信も始まっておりまして、今回はいっそのこと『シ○ちゃん』をあえてメインヒロインと見なして視聴してみるのも、一興かと思いますので、『フレ○ヤ様』ファンの方は、是非トライしてみてください!」




ちょい悪令嬢「ちょっ(……それって、ネタ○レでは)?」




ミルクの時間「そして何と言っても、今期春アニメ最大の注目作『ゾンビラ○ドサガリベンジ』が、ついに本領を発揮し始めましたよ! やはりア○ちゃんの古巣が焦点になってきましたが、ちゃんと(相方の)純○ちゃんのほうにもスポットが当たっていて、百合厨の皆さん垂涎の、一期同様の『路線』と相成りました♡  ──そう、ゾンビの百合は純愛なのです!(独断)」




ちょい悪令嬢「──ええいっ、いい加減にしてくださいってば!」




ミルクの時間「……びっくりした、何よアルテミスちゃん、いきなり大声を上げたりして?」


ちょい悪令嬢「『何よ』は、こっちの台詞ですよ⁉ わたくし今更ですが、メリーさんの気持ちが良くわかりましたわ! なに開幕からいきなり、わけのわからないことばかりくっちゃべってるのですか⁉」


ミルクの時間「あ、ごめんごめん、この作品、『ア○マTV』様や『GYA○!』様のアニメ配信を流し見しながら作成しているもので、ついそっちのほうにのめり込んでしまってさあw」


ちょい悪令嬢「──ほんと、この作者ときたら、何度も言っているけど、もう少し作品づくりに集中しろよ⁉」


ミルクの時間「まあまあ、他人様の作品を参考にさせていただくことによって、自作のアイディアが閃くことがあるのは、本作をご覧になっていれば、良くわかることじゃないの?」




ちょい悪令嬢「だったら、そのせっかくのアイディアを生かすべく、とっとと『本題』に入れよ⁉ ──ていうか、ここ最近ときたら、『心神喪失状態の法的責任の免除』とか、『履歴書の性別欄の廃止』とか、本作のテーマである『表現の自由の厳守』とは、まったく関係の無いエピソードばかり続いているじゃ無いの⁉」




ミルクの時間「ふっふっふっ、それがそうでも無いのよ☆」




ちょい悪令嬢「はあ?」


ミルクの時間「この一連の流れって、元々はそちらにおわす『アクドール』ちゃんの、『アク』の語源である『アクトレス』が、『言葉狩り』に遭いそうになったのが発端だったわよね?」


ちょい悪令嬢「そちらにおわす…………って、うわあっ⁉ アクドールちゃん、いたんだ⁉」


ミルクの時間「……いや、最初からいたじゃない。なにナチュラルに忘れているのよ?」


ちょい悪令嬢「だ、だって、さっきから台詞一つ発さずに、ずっと黙って突っ立っているだけだし……」


ミルクの時間「それはこうして【座談会】形式に移行したから、『空気』を呼んでくれているのよ」


ちょい悪令嬢「──ロボットなのに、『空気』まで読めるのかよ⁉ すげえ有能だな!」


ミルクの時間「それはそうよ、彼女はロボットである前に、あくまでも『女優』なのですからね!」


ちょい悪令嬢「……え、この子って、元々『演劇』とか『アイドル活動』をするために、創られていたの?」


ミルクの時間「たとえ最初は汎用タイプである『悪役令嬢型ロボット』として創造されようとも、後付けで特定の『属性キャラクター』を加味インストールすることだって、十分可能でしょうが?」


ちょい悪令嬢「……悪役令嬢って、ロボットの区別においては、『汎用タイプ』なんだ」


ミルクの時間「まあ、それはともかく、『本題』である『女優の言葉狩り問題』についてなんだけど、これって『履歴書の性別欄の撤廃』と、基本的に同じようなものなのよ」


ちょい悪令嬢「へ?」




ミルクの時間「最初話を聞いた時は、『難癖ジェンダー』勢力のうち、『フェミ』陣営が『女性の俳優だけを「女優」と区別するのは男女差別だから、「俳優」に統一しろ!』とでも、難癖クレームをつけてきたものと思っていたけど、実は同じジェンダー勢力の別陣営である『LGBT』どもが、『男優と女優との区分だけに限定すると言うことは、私たちを最初から排除するつもりなの⁉』と難癖クレームをつけてきていたってわけなのよ」




ちょい悪令嬢「──履歴書の時と、まったく同じじゃん⁉」




ミルクの時間「ほんと、何言っているんだろうね、こいつら。日本にはちゃんと伝統的に、『女形おやま』なんて呼称があるでしょうが?」




ちょい悪令嬢「……あ」




ミルクの時間「そもそも、身体的に男性であろうと『女優』を名乗ること自体、別に珍しくないし、もちろん業界も観客も認めているし、更に言えば、『ユニセックス系俳優』とかの呼称で、男優や女優以外のカテゴリィも、昔からあるしね☆」




ちょい悪令嬢「言われてみればッ⁉」


ミルクの時間「と言うことで、今更演劇関係において、『女優』という言葉を問題視する必要なんて、微塵も無いって次第なの」


ちょい悪令嬢「じゃあ結局、エセ人道主義者お得意の、『難癖』をつけただけということですの⁉」




ミルクの時間「ほんと、いい加減にしろよな、特亜の糞虫工作員どもが! 例の『LI○E個人情報問題』や『JA○Aへのサイバー攻撃』等の露見によって、てめえらの関与の事実は、ついに日本の警察機構のトップが認めたんだよ! 後は『駆逐』するだけだからな? ……『内務省』及びその主力実行部隊である『特別高等警察』が再建されてから、吠え面をかくんじゃねえぞ? 古来日本の創作界においては、『私は女優よ!』とか、『女優は顔が命よ!』とか、『女優の顔を叩くなんて、最低の男ね⁉』とか、様々な『決め台詞』があると言うのに、使えなくなるところだったじゃねえか⁉ ふざけんじゃねえぞ!」




ちょい悪令嬢「……女優について『顔』を強調するのは、それはそれで『差別』なのでは? ──特に、『お顔が不自由な』女性の皆様にとっては」


ミルクの時間「何だよ、『お顔が不自由な』って。別にそんなやつらに関係無いよ。あくまでも『すべての女優にとって、顔は商売道具である』と言っているだけで、どこにも『美醜』に関する意味なんて含んでねえよ!」


ちょい悪令嬢「……ああ、そうか、これって『競走馬は脚が命』と言っているようなものか」


ミルクの時間「『ウ○娘』は、『顔と脚が命』だけどな☆」


ちょい悪令嬢「……『ウ○娘』は、女優だった?」


ミルクの時間「そうよ、彼女たちは演じているの、馬鹿なカモどもから、金をしこたま巻き上げるためになwww」


ちょい悪令嬢「──やめなさい!」




ミルクの時間「とにかく演劇関係については、むしろ昔から『フェミ』や『LGBT』にも十分配慮しているだろうが? 某『宝○』なんて、『男役』も『女役』も分け隔て無く、大人気だしね」




ちょい悪令嬢「そういや、『宝○』もあったっけ⁉ 掘り下げれば掘り下げるほど、ジェンダーに配慮したパターンばかりじゃん、演劇界って!」


ミルクの時間「ほら、見てごらん。結局あいつら『エセ人道主義者』って、言っていることがすべて矛盾しているし、何よりも浅はかなんだよ。とにかく『イチャモン』をつけることが(『宗主国パトロン』様から与えられた)お仕事なんだからな。…………だがよお、調子に乗って『表現の自由』を少しでも損なって見ろ、一匹残らず絶対に『駆除』してやるからなあ?」


ちょい悪令嬢「いつの間にか、『駆逐』から『駆除』に、格下げされてる⁉」


ミルクの時間「言うなれば『外敵』から、『害虫』扱いになったようなものよ」


ちょい悪令嬢「……まあ、本作の作者は、『表現の自由』を害する勢力に対しては、たとえ日本の現政権であろうと、断固対決していく所存ですからね」




ミルクの時間「当たり前だろ、Web小説家を舐めるな! 今はネットによって己の主張を世界中に瞬時に発表できるんだから、いろいろなしがらみに囚われているプロの小説家なんかよりも、よほどフットワークが軽いし、影響力も大きいんだぜ?」




ちょい悪令嬢「しかも、こうして『あくまでも作品内の登場人物の台詞』と言うことにすれば、変な言いがかりを排除しつつ、好き放題に発言できますからね」


ミルクの時間「そうそう、能無しの自称『お利口さん』どもが考えもつかなかったことを、あっさりとご披露したりしてね」


ちょい悪令嬢「──と申しますと?」




ミルクの時間「例えば履歴書等の『性別欄』に関しては、性染色体が『XX』か『XY』かを、選ばせるようにすればいいんだよ」




ちょい悪令嬢「なっ⁉」




ミルクの時間「これだと、『精神的にどうした』とか『イデオロギー的にどうした』とか、まったく関係無しに、何よりも『あらゆる差別の介在無し』に、文字通り『遺伝学的区別』を明示できるよなあ?」




ちょい悪令嬢「で、でも、『染色体異常』の方なんかは、どうすればいいのです?」




ミルクの時間「──だから、そう言った『特殊な例』ばかり取り沙汰して、人の揚げ足を取るなって、言っているんだよ! 小学校低学年男子かよ⁉」




ちょい悪令嬢「ひいいいいいいいいいっ、ごめんなさあい!!!」




ミルクの時間「そもそも、『LGBT』とか『フェミ』とか『夫婦別姓』とかって、『特殊な例』でしかないくせに、なに自分たちの権利ばかり主張しようとしているんだよ⁉ そりゃあ差別は許されないけど、あくまでも特殊な立場を押し通して、その他の圧倒的多数に合わせようとしないのなら、『特殊な扱い』を甘んじて受け容れろ! 具体的に言うと、現行の戸籍制度をちゃんと守って、難癖をつけたりするな!」




ちょい悪令嬢「確かに、あいつらが無様をさらすごとに、創作物における『同性愛』ジャンルのイメージがダウンして、とんだとばっちりですよね」




ミルクの時間「あいつらを全否定するのは、至極簡単なのよ。例えば自称『同性愛者』たちに対しては、『自分たちの特殊な性癖を押し通すことによって、親御さんに孫の顔を永久に見せられないことについて、どう思う?』とだけ聞けばいいの。『人の心』を有している本物の同性愛者なら、何も言わずすごすごと表舞台から消え去って、それ以降変な主張をしなくなるけど、『親なんか知るか! 俺たちは俺たちの狭いコミュニティの中で、このゴキゲンな性癖を一生愉しむぜえ!』などと、平気でほざくような『人の心を持たない』エセ同性愛者どもは、生きる資格無しと言うことで、この世から『駆除』するのみです」




ちょい悪令嬢「……ああ、なるほど。創作物における同性愛者は、いかにも自分本位で無軌道のように見えて、実のところはほとんど『前者』ばかりですものね」




ミルクの時間「ほんと、何度も言うように、ちゃんと人の心を持っていたら、社会の表舞台に出てこれる同性愛者なんていないんだから、現在いろいろと騒いでいるやつなんてすべて、外国勢力の工作員である『偽物』でしかないってことよ」




ちょい悪令嬢「まあ、本物でも偽物でもどっちでもいいから、とにかく『創作物における同性愛者』のイメージダウンだけは、厳に慎んでいただきたいかと存じます」

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