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潮織りの比売(ひめ) 二十への応援コメント
こまやかに、やわらかに、すずしくもあたたかく、さびしいほどにこの上もなく丁寧に、あまたのうつくしい色、あまたのうつくしい言葉、あまたのうつくしい心の綾様の深く深く織り込まれた、ほんとうに、素晴らしくうつくしい物語と拝読させて頂きました。
今、ここまで、ひとつひとつを文字にたどらせて頂けたことの幸いでした。ありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、これほど丁寧にご覧くださり誠にありがとうございます!
コメントそのものに本当に心を込めてくださっているのだろうなあ、と伝わり、大変嬉しくなりました。
よろしければ、今後もお付き合いいただければ幸いです。
潮織りの比売(ひめ) 二十への応援コメント
始まりの、水底で機織りをする細蟹がどの時間軸に属するか分からなかったから、もしかして永遠にかがよひに会えずに水底にいることになったのでは……と思っていた細蟹とかがよひが再会できて良かったです。迎えに来てもらえた……。
作者からの返信
田所さん、拙作にお付き合いくださって誠にありがとうございます!
いつも応援いただいていてとても励みになりました。
ラストはひとすじの希望を描き出したかったので、安心していただけてよかったです。
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潮織りの比売(ひめ) 四への応援コメント
なんてうつくしくてかなしくてしたわしくってくるをしい神話がここにあるだろう、と思いました。
丁寧に紡がれた言葉でひとびとの運命の模様が丁寧に織り上げられてゆく。それも乾いた文字でなく、墨の潤みが匂い立つように血の通った心が透かされて見えるように、やわらかにうつくしい文章で。
名、というものの扱われ方、ひらかなから漢字へ変化せられた劇的な瞬間、あまりにもひったりとそれぞれの身に添う呼称。織り込まれた歌、みずみずしい擬音語擬態語の形。
あげてゆけばきりのないのですが、ほんとうにこの世界ごと、たまらない心地が致します。
せせらぐようなこの物語のこしかた、ゆくかたをそっと見守らせて頂ければ、と切に願います。
大変佳い文章を拝読させて頂きました。ありがとうごさいます。
作者からの返信
caprini様、コメントありがとうございます!
コメントそのものが大変うつくしいお言葉でお褒め頂き、恥ずかしながらとても嬉しいです。
名前にまつわるアレコレを考えるのが好きで、ひらがな→漢字のような変化もロマンを覚える性質です。そこを挙げて頂いたのが特に心に残りました。
こちらこそ、コメント本当にありがとうございます。よければ今後とも、お付き合い頂ければ幸いです。
かがよひの王(みこ)への応援コメント
はじめまして。
古代日本風な世界の物語が好きなので、心惹かれて読み始めました。
「比売」「男王」という文字にときめきます。
ゆっくりと楽しませていただきます。
作者からの返信
美木間様、初めまして。コメントありがとうございます!
古代日本風がお好きとのことで、お楽しみ頂けたようでよかったです。
「男王」などは、古事記を参考にさせてもらっていました。あの時代のかなづかいは素敵ですよね。
ご覧頂き、誠にありがとうございます!
編集済
黒海臣(くろみのおみ)のはなし 十九への応援コメント
完結、おつかれさまでした。
かなしみ、くるしみ、いたみの深く重なって、文字を追うばかりの視界も暗むような、そうした路のむすび、というか、ほどけ、のような、描きだされた情景のいっそう素晴らしくあかやかに、はなやかに、どこまでもやさしく、胸のふるえるようでした。
研ぎ澄まされた言葉、流麗な文章、丹念に織り上げられた物語のうつくしさ、心臓に灯る火のような、陽のひかりの、或いは月のかげのようなこころの、塗り込められたような情の、陰るおもいの、ありよう、ゆくすえ、までも、文字の限りに伺われるような、そうした御作品を拝読できましたことのほんとうに、さいわいなことだと思います。
ありがとうございました。
作者からの返信
お疲れありがとうございます!
いつもご覧いただき、たいへんうるわしいお言葉でのご感想、嬉しく拝見しています。
仰るとおり、闇の中にもあるひかり、のようなものを書けていたらなあと常々思うところです。
コメント本当にありがとうございます。疲れが癒えました!