ｗｗｗｗ
「クズ男祭」と言うのがあった事にﾜﾛﾀ

情景描写、いかにもこう言う男が思いそうな事、
それらが見事にまとめられていて素晴らしいです！

内容としてはどうしようもないクズ内容(ｫｨ
何ですが、
それすらも文章は面白くしてしまうと言う。

文章とは魔法ですねー。

企画に参加していただき、ありがとうございました！
企画のテーマであるメリーバッドエンドに着地する方法として、「登場人物目線では自身はハッピーエンド　＆　読者目線では登場人物はバッドエンド」というパターンは他の参加作品でも見られましたが、この作品は「登場人物目線では自身はハッピーエンド　＆　読者目線でも登場人物はハッピーエンドだが、話全体を見ると(倫理的に、社会正義的に)バッドエンド」というパターンで、こういう方法もあるのか！と勉強になりました。
高飛車で、道徳観念が著しく欠如し、どこまでも自身を正義と信じて疑わないアンドレアス……最後の嫌味なまでに爽やかな挨拶まで、徹底して悪人に見えるよう描かれていて、その手腕うらやましいです(笑)
舞台に見事にマッチした文体で、情景の描写も丁寧に書き込まれていて、とても上品な空気漂う作品でした。

とても優れた作品だと思います。人間の欲望、残酷な現実、皮肉な結末に運命の不条理さが表されていると感じられました。
情景描写や民族的意識も非常によく描かれていました。
よい作品と出会えて嬉しいです。