十月病(2023)
今年も十月を踏んづけた。そう思ったのに何も起こらない。首を傾げながら振り返ると十月が点々と落ちている。今年は踏まなかったのか、踏めなかったのか。今さら拾い集めるのもおかしくて、ひとつだけ蹴り飛ばしたら全部消えた。
十月病 葉原あきよ @oakiyo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。十月病の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます