105_偽善ボランティア

善意を金に換える

生きがいを金に換える

当の本人は受け取らない


受け取るのはフカフカのソファーに

座って嗜好品に舌鼓を打つ人ばかり

おまけに自分の手柄のように

そして皆もそれを信じるように


汚い事をしている僕らから出た綺麗なお金が

綺麗な事をしている彼らに渡って汚れていく

綺麗なお金が一瞬で汚いお金に変わる



まるで人の心を映しているようだ


お金は人の心なんだ

きっとそうだ


だから僕らは何度綺麗な事をしても

汚いと言われ続けるんだろう

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