099_お国のために

お国のために

お国の未来のために

自分の人生を命を犠牲にした

きっと役に立つと信じて


神様に頼んで見せてもらえることになった

確かに役に立っていた


みんな私の命を使っていた

みんな私の祈りで暮らしていた

でもみんなバラバラだ


私の思っていた未来とは違っていた


見たことない聞いたこともない人が

私の言葉だと

私の意志だと

私の命を掲げて

誰かの命を操っている



みんなバラバラだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る