086_片付け
夢のために集めたものだけど
諦めた今じゃもうただのゴミ
まわりからはゴミを集めた奴
そんな風に指を刺された
悲しいかな何も言えない
本当にゴミになってしまったのだから
一つ一つを捨てる度に
追っていた記憶が蘇る
あふれた涙が止まらない
どうせなら叶えて流したかった
夢のために買ったものだけど
諦めた今じゃもうただのゴミ
まわりからはゴミを買った奴
そんな風にバカにされた
悲しいけれど何も言えない
本当にゴミになってしまったのだから
一つ一つ思い出す度に
無邪気な自分が蘇る
涙はもう止まってしまった
どうせならもっと流したかった
空っぽになった僕の部屋
心の中も空っぽのはずだ
それなのにもう何も入らない
そんな気分なのはなぜなんだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます