086_片付け

夢のために集めたものだけど

諦めた今じゃもうただのゴミ

まわりからはゴミを集めた奴

そんな風に指を刺された


悲しいかな何も言えない

本当にゴミになってしまったのだから


一つ一つを捨てる度に

追っていた記憶が蘇る


あふれた涙が止まらない

どうせなら叶えて流したかった



夢のために買ったものだけど

諦めた今じゃもうただのゴミ

まわりからはゴミを買った奴

そんな風にバカにされた


悲しいけれど何も言えない

本当にゴミになってしまったのだから


一つ一つ思い出す度に

無邪気な自分が蘇る


涙はもう止まってしまった

どうせならもっと流したかった




空っぽになった僕の部屋

心の中も空っぽのはずだ


それなのにもう何も入らない

そんな気分なのはなぜなんだ

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