　クラりんのへちょ絵！

　舞台は、漫画版『攻殻機動隊』の10数年前の世界という設定。

　士郎正宗（原案）、六道神士（漫画）という、二人の天才が描くもう一つの「攻殻」。

　全身義体の少女福音（ネネ）と、従者アンドロイドの「クラりん」こと「クラリオン」が、島を管理する制御コンピュータの暴走を止める話。

　個人的に好きだったのは、クラりんのへちょ絵かな。

　ギャグパートになると、クラりんが『あずまんが』のちよ父みたいなビジュアルで描写される。

　提供絵やエンドカードだと、毎回へちょ絵である。

　ストーリーはと言うと、アクションパートもありハートフルな話があったりする。

　少女アンドロイドなので、スペックは弱いのだが、ネネに強化してもらうことも可能である。

　しかし、ネネにとってクラりんは戦闘マシーンというより百合対象なので、ホントは戦ってほしくないと思っているみたい。

　EDがかわいくて、曲の中盤で数秒のラジオが流れる。

　このやりとりが、またすばらしい。

『攻殻機動隊』は、「SAC」や「ARISE」などが配信されているが、パンドラはなかなか無料配信されない。

　ぜひ楽しんでいただきたいのだが……。

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