【漫画】 バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ
宮本武蔵戦で命を落とした烈海王。
彼はファンタジー世界に転生していた。
同じように転生した神心会門下生と合流し、ここがいわゆる「異世界」だと知る。
リザードマンと交戦し、伝説のドラゴンスレイヤーと対面したかと思えば、天草四郎にケンカを売られる。
天草四郎がいうのは、自分たちは「偉業をなしつつ敗北した、地球の偉人や猛者たち」だという。
「宮本武蔵との再戦」を願っている烈の感情を察して、「すべての偉人を倒せば、チートスキルを手にしたままで元の世界へ帰れる」とそそのかす。
だが、烈は「この世界を気に入っている」と、このちにて中国武術最強を証明するという。
平野耕太の『ドリフターズ』にオリキャラが混じったという感じの話かなと思ったが、これがまた烈海王の魅力のおかげで同人的な要素は吹き飛んでいる。
バキシリーズを知らなくても相当な面白さである。
異世界ファンタジーなのに、烈海王の強烈な個性、キャラクター性こそチートという異常な面白さ。
魔法使いとなった天草四郎のファイアーボールを息吹だけで跳ね返すなど、異様さが半端ない。
他の転生者たちが、かろうじてこの世界のルールに則っているのに対し、一人だけ別ゲーをしている。
信じるのは中国拳法のみ。
頼るのは己の肉体のみ。
という潔さ。
同じような作品に、空手スキルだけで異世界を生き延びようとする
『空手バカ異世界』
という作品があるが、そういうマッチョイズムに匹敵する。
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