　その昔、タイトーが出したサイバーパンクガンシューティング。

　ガンバスターと聞くと、「トップをねらえ」のロボを連想する人が多いが、オレはこっちを思い出す。

　1992年にタイトーが発売したアーケードゲーム

　主人公は、サイボーグ犯罪が多発している世界の賞金稼ぎ。

　サイボーグ犯罪者を銃でぶちのめすのだ。

　銃は弾数無限。ハイパー技でボムやレーザーなどがある。

　筐体に銃は固定されて、プレイヤーはでかい筐体に固定された銃を撃ち、レバーで移動する。

　当時でなんと、FPSなのよ！

　二人同時プレイも可能！

　とにかく、音楽がすばらしい。

　この音楽だけでもほしいくらい。

　で、ダークな音楽と相まって世界観もいい。

　一面でもう、耳を攻めてくる。

　サイボーグが弾を撃ちながらビルの周辺を飛び回っているのだが、攻撃するには窓ガラスをぶち割る必要がある。

　この音がまたサイコーなんだ。

　パリンとかではなくてバギャアアン！　ってカンジで、切羽詰まった感を演出する。

　もはや、ガラスを割るゲームと化すのだ。

　二面も、迷路のような高速道路を飛び回る珍走団サイボーグをシバクのだが、スピード感がすばらしい。当時であの臨場感を出せたのは見事。

　ステージが進むと、

「同業者が敵に回った。バカな野郎だぜ。ぶっ殺してしまえ！」

　と、「同キャラを倒す依頼」が舞い込む。

　とまあ、知る人ぞ知る過疎ゲーだったわけである。

　当時は700円かけて全クリした。

　ラスボス手前の「バウ」みたいなボスが強くて、絶対に一機死ぬ。

　これさあ、今のVR技術で復刻せんかね？

　VRゲームだったら、そのまま移植してしまってもよくね？

　今だったら、すごいゲームに進化しそうなのだが。

　せっかくタイトーミニとか出たから期待したんだが、みんなが求めたのは「レイフォース」や「ダライアス」だった。

　こっちも移植してほしい。

　タイトーさん、お待ちしています！

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