学校に書き直せと言われた卒業文集(少し手直し)
山司 桐
本編
卒業文集ということだが、正直何も思いつかない。だから三年間で感じたことをちょっとだけ語ろうと思うが良いだろうか?...ダメ!?そんなこと言わないで聞いてくれ。あれは1年生の7月ぐらいだったか?俺は部活動で”いじめ”を受けていた、いじめの内容は暴言と陰口。人によっては”これ位で”って思うかもしれない、だが少なくとも俺は傷ついた。正直暴言はあまり気にしていない皆日々小さな暴言を吐いている、もちろん俺もだ。人間は感情がある生き物だから仕方ない。だが、俺が一番堪えたのは陰口だ、俺は毎時間授業終わりにトイレに行っていた。そこでいじめをしてくる奴ら(此処ではそーだな、トリプルKにしとこう。え!?ダサイってじゃあK`sでどうだろう)に「あいつが居なくて良かった」「部活辞めるとかwないわww」などの陰口を言われたときはさすがににショックだった、それで若干不登校になるぐらいには。この一件で二年生ではK’sとは違う階になった、違う階になった途端K'sの嫌がらせはピタリと止んだ。強いて言えば教室移動の時や学校行事の時にすれ違いざまに暴言を吐かれるのが嫌だった。二年生はこれ位で済んでいたので、二年生は結構楽しめた。ところが三年生になると学校側も"もう大丈夫”と思ったのかK'sと同じ階にされた。もちろん大丈夫な訳がなく廊下ですれ違うたびに「あのデブが居なくなって良かった」「やっぱアイツ要らなかった」など言われた(当時の体重は?って、おいおい、人に体重を聞く時はまずは自分からってな。え?言っても聞こえないだろって、まったくその通り、でその時の体重は78kg身長は173cmだったかな。)もちろん一年生と同じでトイレで遭遇したら暴言を言われる始末。三年生では夏休み明けからほとんど学校に行けなかった。三年生は自分の受験も有るから本当は学校に行きたかった、11月になると私生活もかなり変わった。昼夜逆転、朝飯昼飯は食わない、など色々おかしくなった。でも受験勉強は夜中にこっそりやっていた。1月になると受験に必要な書類を学校に取りに行かなくちゃ行けなかった、とても憂鬱だった。でも受験のために学校に行った。受験は物作りや車が好きなので公立の工科高校にした。(受験は理科に救われたw)ともかくこれで「学校に行かなくて済む」と思った。だが受験が終わった矢先、次はヤレ卒業式はどうする?出来れば第一卒業式に出てほしいなど(第一卒業式は普通に全員で参加する方で第二卒業式は不登校の子をなどを集めてやる方だ)卒業文集書き直せだの言われた卒業式に関しては第一で出てほしいと言うのは分からなくはないけど、卒業文集に関しては「この文集がダメならもう書く気はないです」と言ったのに書き直せと言われたのでさすがに切れた。と、まあこんな感じだ。現在(19‘3,8)学校と連絡すら取っていない。俺が中学でのいじめでK,s言われて一番嫌で悲しくて呆れて怒りが沸いた言葉があるそれは 学校来いよ(笑顔) これを担任の先生から聞いた時は物凄く殺意が沸いた、自分達のせいで来てないのが分からないのか?と。いじめをしている奴らはいじめをしてるとは思わないと色々な本などに書いてあるが本当にその通りだと思った。
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