第571話

「あ…、そうか…… でも似てるのよ。

 顔の感じが……」


「僕も本当に馬場なのか、確かめたい」

 ハリーに頼んだ。早急にジョーカーの正体を探りたい。


「じゃ、検索してみるよ」ハリーは苦笑してスマホを操作し始めた。


「あ、ゴメン。ちょっとピンク……

 これから約束があったンだ……」

 不意にピンクは立ち上がった。


「え、うン…、こっちこそ悪かった」

 礼を言うのは僕の方だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る