第522話 御曹司
「ンゥ…、トラップですか……😔💦💦」
冨田が唸るように応えた。
「ええ、まず刺す動機がないでしょ……
良いですか…… 彼は、御曹司ですよ❗❗
社会的にも一流企業の副社長だしクラブで人を刺して何のメリットがあるンです!?」
「さァ…、まだ捜査の途中なので……
動機については、何とも……」
リオも歯切れが悪い。
「ですが…、目撃者もいますし……」
すかさず冨田が続けた。
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