「ボクの父親は…、かなりの高齢で……」

　それ以上の事は知らない。今は真神と意思の疎通が出来ない。

「へェ～…」

　ピンクらは納得したのか。胸の膨らみをボクの二の腕に押し付けてきた。

『ゴックン』生唾を飲み込んだ。

　他にも数枚の写真があった。

　怪しげな男性が映った白黒写真、何処（どこ）かの研究施設のような写真等だ。どれもかなり古い写真ばかりだ。

「お兄さんは、この写真の事を調べている最中に殺害されたの……！？」

　ボクはピンクに訊いた。

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