第496話 アリス

「ああ…、アリス……!?」

 そう、美少女の方は『アリス』と言う少女だ。


 そして老人の方は、真神 天司ヒロシの若き日の父親 『真神 天真』だ。


 若いと言っても、この『写真』の姿も七十代の高齢だが……


 父親は年齢を重ねているが、『アリス』は白黒写真と変わりがない。もし同一人物だとすれば、年齢としを取らないのだろうか。


「アリス……!?」皆、キョトンとした。


「この美少女の事…、知ってるの……!?」

 ピンクが訊いた。

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