第457話

「桃ォ…!」顔を紅潮させ、美玲はピンクを睨みつけた。

 心なしか、身体が震えていた。

「昼間っから何をやってンのよ……! はしたない!!」


「うッゥ~ン……だってェ~…、天司ヒロ君が、アタシの部屋を見たいって……」


「え…!?」ボクの所為か……


「そしたら、急にベッドへ押し倒されて……」

 ピンクは、うっすらと涙を浮かべていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る