第453話 

「あ、ゴメン……」

 どうも興奮して盗聴されている事がおろそかになった。


《アタシが、お姉の病院に行った時、偶然、見掛けたの!!》


「うん…、それで……」

 『お姉さんの病院』と言うのが気になったが、話をうながし続きを聴いた。


《一瞬だったけど……

 間違いなくあれは、お兄ちゃんだったわ……》


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る