第297話

 あれから四十年近く経っているはずだ。するとあのアリスと言う少女の娘なのだろうか。

 人形のような美少女だ。


「ねぇ、マイマイ! お見舞いに来たの!?」

 柔らかな胸に頭を埋めた。

「ええ、まァ……😳💦💦」

 美少女に抱きつかれ困っていた。


「ねぇ、お嬢ちゃん! 名前、教えてくれないか?」

 ボクはかがみ込んで美少女に尋ねた。

「えェ~……個人情報よ!

 オジさん!!」

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