第225話 謎の脅迫者

 その時、スマホの着信音が流れた。

「ン……!」

 一斉に、見回すが、どうやらボクのスマホらしい。

 手に取ると『非通知』だった。

「チィ…ッ」

 このまま無視するか、悩んだが、取り敢えず、通話ボタンを押した。


「もしもし……」

 相手の様子をうかがった。

『ケッケケ…真神の御曹司おぼッちゃまかい……!!』

 気色悪い笑い声が響いた。

 どうやら機械で声を変えているようだ。






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