　机の上にパソコンが置いてあったのか、そこだけヤケにスカスカに思えた。おそらく警察に押収されたのだろう。

「ねぇ…、男の人って、エロ本とか、隠してないの！？」

　勝手に、舞美は本棚を探っていた。突き出したお尻をこっちに向けているのでドキッとした。

「ちょッ💕　そ、そんな……💕💕」

　思わず、下から丸い桃尻を覗いてしまった。

「あ！　これは……！！」

　中の一冊、『如月舞美ファースト写真集』を手に取った。

「フフ…、私のじゃン……！！」

　デビュー初期の頃の水着ばかりの写真集だ。

「あ、あァ～…、そ、それか……！！」

　爆発的に売れる前で、ポッチャリして初々しい。

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