第77話 ババーの屋敷

「あン…、霊媒師のババーを……!?」

 渋々、ルーはボクを連れて繁華街から西へ2キロほど行った先の森の中にあるかなり古い屋敷へ案内してくれた。


「ほら、見えて来ただろ!

 あれが、ババーの屋敷だよ!」

 ルーがアゴで差した。


「はァ~……」

 ナゼか、ルーはカメラを持参し撮影していた。


 見た感じ幽霊屋敷のようだが、庭には花壇があり、色とりどりの花が咲いていた。


 その庭で、青く長い髪の美少女が花壇に水を撒いていた。

 お婆さんの孫なのか、とても可愛いらしい美少女だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る