糖分控えめ

 僕の味付けは、当然ですが僕の母親が作っていた料理の味に、かなりの影響を受けています。そして母親は甘党の父の好きな味にするため、全体的に甘めなものが多かったんだと。


 えぇ、自覚はありました。でも、しっくり味となると母が作ってくれた料理の味になり、その味を再現すると結構糖分多いんだなとが気づいていました。

 介護食と称して、僕の作った惣菜を妻が自分の実家に持って行ったりすることが増えましたが、味の感想として


『おいしいけど、ちょっと甘いかな?』


 ということらしいです。義母ちゃんが作っていた料理が、結構塩味が強めだったので、もしかしたら味が薄いとか言われるかと思ってたのですが、心配していた塩味については触れられなかったので、それはそれで良かったのです。

 妻が作った南瓜の煮つけ、味付けの先生は僕ですから、当然甘めの味付けとなっていますが、義父ちゃん曰く


『南瓜は元々甘いから、俺は砂糖じゃなくて塩を少し入れる、まぁ西瓜に塩を振るのと同じ感じだな』


 と言われたそうです。


 歳をとると味に鈍感になるとか。原因は味を感じる器官である味蕾みらいが、老化により衰えるからだそうです。


 それで、さっそく糖質控えめレシピに変更しよう!キャンペーンを始めました(笑)。やり方は簡単、いつも使っている砂糖や味醂などの分量を少なくするだけ。

 その分量でまずは食べてみようと。うん、意外と何とも無いと言うか、もっと物足りないかと思ったのですが、にちゃんと味になってる不思議。

 ということで、これからは当分を少し控えめな味付けで行こうと思ってます。

 

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