第5話 レコードのように

優しい記憶と想い出

それは夏の始まるある日に降る小雨のように

柔らかに私を包んでくれる


それは生きている喜び

それは未来への希望を呼び覚ます


レコードのように永遠に刻まれた記憶


焼き付く激しく打ち鳴らす嵐ではなく

これからの人生を紡ぐためのエチュード


まあるく針を巡らせながら

今までも これからも

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る