第364話 今日の言葉

枯れたひまわりの役目


■解説■━━━━━━━━━━━━


茶色くしおれ、枯れたひまわり。


晩夏の風と秋空に揺れるくき

大きく項垂うなだれた花弁の種。


やがてたおるるその姿には、

盛夏に燃え咲いた命の記憶と

次世代へのかけ橋が刻まれている。


黒く、焦げ茶に実った種は、

また来年、大きな花を咲かすだろう。


その枯れた葉幹は土に眠り、

芽吹く種の養分となろう。


枯れ萎れ、

やがて朽ちゆく

ひまわりの役目は

次へのバトン。次世代へとつづく。


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今日も1日、すこやかにおすごしください。

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