第66話 今日の言葉

砥いだ包丁の切れ味は

歴史のたまもの


■解説■━━━━━━━━━━━━


毎日の調理に使う器具は、

少しずつ、経年劣化していく。


刃先の小さなこぼれ。

持ち手についた傷。

握ったとおりの跡。


それは、

あたたかい食卓の軌跡

かもしれない。


ときどき、包丁を砥ぎ(とぎ)

刻まれた時間を振り返ろう。


きっともっと

そして、また。


「見直す」と、

毎日は彩りに溢れてる。


たとえば身近な小さなものに、

あなたの歴史は刻まれている。


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今日も1日、すこやかにおすごしください

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