第49話 今日の言葉

踏まれる草は

なぜ花を咲かす


■解説■━━━━━━━━━━━━


たとえば、地を這うたんぽぽ。


踏まれた葉も花も、

天に向かい、その身をさらす。

大きく、伸びやかに、今日も咲く。


たとえばシロツメクサ。


踏まれても摘まれても、

三つ葉をひろげ、天を仰ぐ。


土深く根を張り、伸ばし、

咲くことをやめない。


それは自身の強さ、

すなわち、適応力を知るがゆえ。


環境を負とせず進化する。


人もまた、

足元の小さな草から学ぶ。


それが今日の進化。


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今日も1日、すこやかにおすごしください

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