第26話 イキリーマン、異世界へ行く

 俺はイキリーマン、なんの能力もないのに自信だけは人の千倍はあるヒーローだ。


 いままで口八丁とブラフで数々の敵を打ち倒してきたが、どうやらお迎えがきたようだ。万事休す。そう思った時、俺は白い光に包まれた。


 次の瞬間、俺は謎の空間にいた。そして、そこに現れたのは女神を名乗る自分の娘と同じくらいの娘。


 話を聞いてみると、どうやら俺の口八丁とブラフを見込んで召喚したらしい。そして行き先は戦乱渦巻く異世界だという。


 どうせ死ぬところだった俺はその申し出を受け入れる。

 イキリーマンは新たな場で一体どんな口八丁とブラフをかますのか? 世界の命運は無能力のイキリーマンに託された。


 口八丁とブラフをかまして魔王に打ち勝てイキリーマン。

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