第10話　信じて異世界に送り出した勇者が女の尻ばかり追いかけて一向に世界を救ってくれなくてハゲそうなので制裁することにしました

　自分が担当する世界を救うために超ハイスペックの勇者を見つけ出して送り出した。


　しかし、その勇者は魔王すらも圧倒できる能力があると言うのに、はじまりの街で女の尻ばかり追いかけて一向に旅立とうとしてくれない！


　あいつが魔王を殺して世界を救ってくれなければ私は世界を崩壊させた無能女神の烙印を押されてしまう。ストレスで吐きそうだし、髪も抜けて小さいハゲができてしまった！　神なのに！


　こうなったら、あのクソ勇者に制裁を与えるしかない……女神を怒らせたことを死ぬほど後悔させてやる……！

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る