359. 私は愛猫を連れて敵組織から逃げる
Wednesday, March 6, 2019
私はある集団の一員だった。その集団は世界の人口の半分で構成されており、もう半分で結成された組織に命を狙われていた。私達は各地を点々とし、隠れながら生活していた。集団は複数の部隊に分かれており、無線で連絡を取っていた。夜になって突然、別の部隊から一緒に行動しようと持ちかけられた。合流地点は「ポークランド」というステーキハウスだった。私達は身を隠しながらそこへ向かった。
店の中は松明で照らされていた。私達がハシゴを登って上の階に行くと、敵の組織のメンバーが巡回しているのが目に入った。引き返すには遅すぎたので、そのまま進む事にした。途中で、私の飼っているネコが、敵組織のネコ4匹に酷く虐められているのが見えた。目の焦点が合っておらず、精神に異常をきたしているようだった。私は隙を見て愛猫を連れ出した。
別部隊と合流し、私達は店から脱出しようと試みたが、敵に見つかってしまい、機械的な造りの倉庫を散り散りになって逃げた。私と仲間1人は敵のメンバーの男女2人組に追われた。仲間が格闘術で隙を作り、私が脱出の為のダイナマイトを仕掛けた。爆破で壁を壊し急いで抜けると、敵は瓦礫の下敷きになった。愛猫も正気を取り戻していた。
──そして目が覚めた。
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