290. 私は券売所の列に並ぶ

Thursday, December 27, 2018



 私は学校帰りに遊園地へ寄った。既に夕方になっていたので、半日券を買おうとしたが、当日券は大行列が出来ており、私は木造の建物の2階にまで上がって列に並んだ。進んでいくと、建物は忍者屋敷のようになっており、罠に掛からず脱出出来れば券を買えると言われた。私は床から出てくる棘などをかわし、列の前にいた嫌味な男と共に建物から脱出した。


 建物を出ると、そこは学校の飼育小屋のような場所だった。そこには、母ウサギと可愛らしい数匹の子ウサギがいた。私が飼育小屋を出ると、いつの間にかウサギ達が減っており、小屋の外には、それぞれ首に縄を括られて、母ウサギと3羽の子ウサギが死んでいた。私の目にふと、子ウサギ達の前で母ウサギを絞め殺す様子が映った。


 ──そして目が覚めた。

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