自由の詩

 虹色の空に魚が舞う

 電柱が折れて根っこがむき出しになる

 私は宙に言葉を描く

 私はここにいますよと

 お腹が減っていますよと

 どうやら周りに人は無く

 羽を伸ばして地に堕ちる

 鮮血の様な砂漠と

 悪夢の様な大海が

 混ざり合って降り注ぐ

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