トカゲ

 身体が痒い

 おかしいと思ったんだ

 小さな箱の中から

 僕は穿つのだ


 どうしてか窮屈で

 折り畳んで座っていた

 光を求めて突き進んだ

 柔らかい壁


 差した輝きは

 あまりにも眩しくて

 少し怖くて

 目が開かない


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