第2章~新聞記事を完成させる道筋~
登場人物紹介2
◯
「さっきのをどうでもいいと認めてしまうのも問題だが。今はどうでもいい、とどのつまり俺が……あんたのアシスタントになるということか?」
この物語の主人公、平凡な男子高校生。ひょんなことから水無月桜という冷徹至上主義が担当編集者。加えて水無月が執筆する作品のアシスタントを任命された。面倒事はあまり受けたくない主義ではあるが最近は真逆。掛依真珠との一件から今度は新聞記事を作成することを任されてしまい多忙な日々に。
◯
「明日から、あなたが私のアシスタントマネージャーよ」
曲谷の担当編集者であり、首尾一貫冷徹至上主義……に見えても作品に対する熱意は他の誰よりも劣ることが無い。しかしながら自己紹介の際にペンネームを口にしてしまったりとおっちょこちょいな部分もあったりする。実の母は通っている山が丘高校の理事長である水無月雅美。
◯
「やっほーーい!!今日も元気してる?どうですかなあ?」
新聞部に入部した唯一の部員。水無月と性格が真反対ではあるが彼女とは意気投合しやすい。陽気で明るく振舞う姿であるのが特徴的な神無月ではあるが、誰にも話すことはなかった秘密を抱えていたのだった。第二章のメインキャラクター。
◯
「そんな信じられない顔をするなって。一応俺はこの高校の教師なんだぜ?伝統的に伝わる話もないわけじゃない」
クラスや校内ではマスコットキャラとして愛される「まこっち」こと曲谷の担任。しかしそれは表の顔であって裏の顔は真っ黒に包まれた昼ドラ女。曲谷には裏表があることを伝えているが彼もやはり「オセロ女」と表現している。
◯
「良いかどうかは、結果を見なくては分からない。方法、過程がすばらしいと評価されても悪い結果しか生まれなかったら無意味であることと同じだ」
曲谷が在籍する山が丘高校の理事長であり水無月桜の実母。課せられた使命や仕事は全うするほかないといったような厳格な性格の持ち主。何やら掛依とは深い因縁があるそうだが……
◯
「まさか、マガト君っていうのねーー?いうのね?早苗月って名前は風のうわさのように耳にしていたけども本名までは知らなかったな~~」
水無月桜が作者である際の彼女の担当編集者。スーツ姿で明るく振舞う姿に曲谷は「淑女らしからぬ淑女」とみている。疑問があるとき、必ず二度繰り返して訊く癖を持つ。
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