第8話 小説は君のためにある。藤谷治
内容を味わいながら丁寧に読むことを、熟読を、味読。という。
果たしてこの読書感想文が味読できているか疑問に思われるが、続けさせていただきます。
この本はいろいろと書かれているが、最終的には本を読んで陶酔しようと書かれる。
自分が一番印象に残ったのは、本を読むことを仕事にしている著者が、リフレッシュするために本を読んでいたことだ。
あれこんな小説家や漫画家を知っているぞ? と。
小説を書く息抜きに違う小説を書いたり、漫画を描く息抜きに違う漫画を描いたり。
と、まあ、すごい人でした。趣味が高じて下北沢に本屋をつくったり小説を書いたりしたらしい著者。小説に興味を持ちたい人におすすめの本。
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