窓を開くと

とさか@再開

海辺は...静か。

静かに暮らすだけ



窓を開けると、海の声が聞こえる。






透き通った純粋な海から音を聴く。






綺麗で優しいその音は、私を静かに飲み込んだ。






............終わりはこれで良い。



死ぬ時は、美しく死にたい。

それは私の希望する......いや、全ての女性は同じことを考えている。



もう、過去に戻れないのだから、

現実を受け止める他ないのだ。



なにも出来ない生活だけど、日記を書くことはできる。




この世界に、私がいたこと、17年の短い期間でも、体験出来たことを書き留めておこうと思った。




そうじゃないと、死ぬと同時にこの世界にいたこと。

そのものが消えてしまうのではないかと考えた。




静かな家から窓を開け、海を見ながらペンを動かす...。





まだ、17才の私を...。




神様は...........。




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