『絵師の花鳥風月』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886246445/episodes/1177354054886246546

著作:奈倉 蔡様


 宗米という腕の立つ絵師の物語です。宗米は花鳥風月を描くのですが、1つだけなかなかうまく描けない題材がありました。

 秋の風です。

 最初に描いた時には誰にも理解されませんでした。

 しかし、谷に訪れた時が大きな転機となります。

 命がけのはずの転機が、宗米の人柄のせいか滑稽に見えて、面白かったです。


 落語をイメージして読んでいました。どことなく時代と軽快さを感じさせる文体が良かったです。吉助のキャラクターもツボでした。普通のお店なら、食い逃げ犯は入れないでしょうに(笑)。

 必要以上に改行や空行を挟んでいる印象を受けましたが、好みの問題かもしれません。


 的外れな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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