※複数のエピソードがあります。

著作：ポテろんぐ様

　冒頭から、登場人物たちの不吉な未来を想起させるような、暗雲が立ち込める物語でした。主人公がいい具合に性格が悪くて感情移入ができないのが、御作では良いアクセントになっていたと思います。

　また、幻肢という現象をうまく扱って、不思議な物語を演出していたと思います。幻肢の正体が分かるような分からないような。この絶妙なバランスが良かったです。

　一方で、ホラーとしてはあまり怖くなかったのが本音です。主人公に感情移入できなかったのもあるかもしれませんが、彼は当然の報いを受けているにすぎないと感じました。

　人を文章で怖がらせるのは難しいのでなんとも言えませんが、個人的には、同じような現象でも身近に起こりそうだという切迫感があると怖く感じるのかなと思います。

　的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

　これからも執筆を頑張ってください！

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