11月5日 永遠に広がる星空

今日は特に書くこともないな、と思いながらふと永遠的に続く、鮮やかな星空を眺めた。


いつもは街の光に惑わされ、目を覚まさない星空が今日はぴかりと光っている。

それを見ながら、なんともないこと自体が「幸せ」なのかとも思う。


高校生活は割と困難なく過ごせているがだからこそ、そういう些細なことも大事にしていかないとな。

中学の時は重い荷物を背負っていたからかな。だいぶ変化があった。


あまりにも建物と建物の間に見える夜空が美しく、マンションの下に降りて近くの高台へ登ってみたんだ。

バラ星雲とかシリウスとか光り輝くものを見る。風がきゅるるっと吹いて、寒気がしながらもずっと星空をみあげたなあ。

それほど綺麗だった。過去の傷はまだすべて癒えてないけど、少しは前向きになれたかなぁ。


本当に高校でいい出会いができた。少しは神様も俺たちを見ているんだな......。


高台から望む夜景は格別だ。いいことに今日は星もきれいに光っている。

流れ星もこの空のどこかで、すらっと流れていたのかな。一回でも良いから見たかった。

昔の人もここから、同じ景色を見ていたのかな。街の感触は違うくても、人は同じことを考えるのだろう。


何もない日でも、探せばきっと楽しくなるだろう。


11月5日 山崎陽向やまさきひなた

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