DJ ewan SELECT:Nick Rolfe

クールな男がイケてるのは当たり前。

クールなくせにアツいハートを胸に秘め、スィートなボイスで愛を説き、その指先が奏でるのは数多の鍵盤楽器とスーパープレイ。

そう、つまりそいつはセクシーだ。


本日ご紹介するのは、そんな最高にセクシーな男。Nick Rolfeニック・ロルフ


Movin' Onムービン・オンNick Rolfeニック・ロルフ

https://www.youtube.com/watch?v=U5Gb1N4DTos


うねるウーリッツァー、乾きまくったギター、煙臭くてしょうがない管楽器に、ノリノリのアクティヴ・ベース。硝煙すら香る世界観の中、聞こえてくるのはハスキーボイス。いったい何が始まるのかと身を任せてみれば、ファッティーなFemaleコーラスが盛り上げて気やがる。気がついたら、こっちの頭の中身も「パッパパーラ」一色に花咲いて、戻ってこれやしねぇ。


そんな独特のサウンドカラーを持つ彼の名は、Nick Rolfeニック・ロルフ。知る人ぞ知るイケメン・キーボーディスト。ジャズを基本としたスーパープレイの多くを持ち、スタジオプレイヤーとして、時に俳優として活躍する彼が満を持して放ったメジャーデビューアルバムの一曲目を飾るのが、このMovin' On。


彼はどちらかといえばミュージシャンズ・ミュージシャンであり、リスナーを虜にしたというより、ミュージシャン達に刺激を与えてくれるアーティストでありました。

『あいつにかかれば、どんな楽曲も退屈しない』。そう言わしめるようになったのが、かの有名な楽曲のカヴァーでした。



Just The Two of Us

https://www.youtube.com/watch?v=XfjHLWTlZHA


往年の名作である、Just The Two of Us。おしゃれな和音にダンサブルなビートがマッチした楽曲はプレイヤーだけではなくリスナーも夢中に。多くのジャズ系ミュージシャンが一度はカヴァーしたことがあるだろうという有名ソングとなりました。


だが、そんなド定番をニックが普通にヤルわけが無い。

地を這うようなベース、包み込むようなローズサウンドの中、ヒリついたスパイシーなハットが気持ちいい。ダークで、

あの原曲を聞いて、こんなにクールでアツくてセクシーなアレンジは想像もできません。


彼の音楽はどこかシーン的なのですよね。世界観がある。映画的とでもいいましょうか。BGMとして最適な気がしています。まるでエンディングソングのよう。


本日はそんな彼の楽曲をBGMに、お別れしたいと思います。


Tainted Love

https://www.youtube.com/watch?v=kxKHijbuaI0


それでは、See You Again.

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