エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
現在は新作で、この続きが綴られているのだなあと思いつつ。
終わりは始まりなのだなあという、失われたものへの悲しみと、そして昏い時代をなにくそと生きてゆく人々の逞しさが、後を引くラストでした。
ちょっ、ハジメ、大丈夫なのっ……!? と、大切な二人を見送った後の、彼がとったと思しい行動……、仇を討ったのだなあという清々しさはなく、痛々しく気掛かりでなりません。
切ない中にも、マサキに関しては、思いがけずサクラとの再会(死んでますが)があったり、彼を偲ぶ町の人の声が聞けたりで、救われた気持ちがあります。
セオ派の私には、セオの登場が無くちょっとサミシイですが、マサキのお迎えにサクラが来るのは当然でしょうし、ハジメの人生に多大な影響やぬくもりを与えてくれた父的存在はマサキでしたでしょうし、ま、しょうがないかなあと。
ナズナは、実は当初、苦手なタイプの主人公だなあと思いながら読んでしました。
生きながら死んでいて、見た目が綺麗なだけで、客からの人気が無い、というのが頷ける感じで。
けれど恋を知り、外に向かう気持ちを持ったところから、鮮やかな色彩を帯びてゆくように感じられ、どんどんと惹かれてゆきました。
そんな彼女に、当初は監視目的や利用価値を感じて近づいたハジメも恋をしたのかなあと。
至上の幸福と、その後のハードな経験を経て、ハジメがこれからどうなるのか……?
なんともはや、気を持たせてくださいますねえ、かみたかさん。
作者からの返信
最後までお付き合いいただきありがとうございます(*´꒳`*)
特にナズナに対するコメント、嬉しいです。
若い二人のラブラブな場面は、書いていて恥ずかしかったです(⌒-⌒; )
次の話が「全てを亡くした痛みが癒されるまでの話」である都合上、こちらは「全てを失うまで」になってしまいましたが、それでも本人たちは救われるようにと、サイト掲載時にはなかった懐かしい人との再会(あの世ですが)を入れてよかったと思いました。
その後のハジメと新しく出会う愉快な仲間たち(?)の次作も、どうぞよろしくお願いします!
エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
まさかの展開にぎゃああああ!
そんでもって、ええええ!? ここで切るんですかい!
続きは? 続きはよ。
頭の悪そうな感想ですが、これが読み終えた私の正直な気持ちでございます(笑)
思い切った展開がぐっさり刺さりましたよ。だからこそこの作品は光るのだと思います。
三作目に入り、筆も一段と乗っている感じ。連作の中では、この作品が一番読みやすくのめりこんで読めました。
すべてが積みあがって今があるのですよね。一作目をもう一度読みたくなりました。
この先もまだまだいろいろとありそうですが、最後は少しは笑えるといいなあ。
続き、楽しみにしております。
追記……どうでもいいことですが、幽霊シーンにセオも入れてやってぇ。。。。。(ささやかな願い)。
作者からの返信
視点喪失のため、本作はここで終了です。続き、ほとぼり冷めないうちにあげられるよう、がんばります!
最後の「セオは?」というご意見は、他の方からも頂いたので加筆しておきました。お迎えに出られるのは1名限定ルールがあるので、彼はお留守番です(笑)
サクラの時はセオだったんじゃないかな。
書きながらキャラを掴めず苦労した二作目や、とにかく長い七年間を凝縮しなくてはいけなかった一作目と比べると、楽しくじっくりキャラの心情を書けた本作でした。
菜宮さんに褒められて嬉しい(≧∀≦)
ありがとうございます!
エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
ラスト手前、もうホント一心に祈りながら読み進めていました……。
ナズナの反撃には、胸が熱くなりました。自ら髪を切るシーンが大好きです。
彼との出会いで彼女が得たものの、なんと大きかったことか!
あとは、彼女の幸せが、彼にとって救いになることを祈るばかりです。
実はシリーズ初読だったのですが、他の物語も是非とも読みたいと思います。
作者からの返信
ああああああ!
GBさんが読んでくださってる〜!
あああああ!
コ、コメントまで!!
という気分です。いかん、落ち着けタワシ、違う、ワタシ。
シリーズ初読でも大丈夫という太鼓判もありがとうございます。
なんと、他の話も読みたいと思っていただけた!
シリーズ前作のネタバレになる事項もどうしても入ってますが、歴史ドラマのように、結末が分かっていてもヤングマサキたちの活躍にハラハラしていただけるよう頑張って書いてあるはずです。
期待に添えていることを祈って。
ありがとうございます
エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
完結、おめでとうございます。お疲れ様でした。
ああ、逝ってしまいましたね…… シリーズを初めから読んできて、どこかで分かっていながら、その日が来ないことを祈っていました。それでも最期に、大切な人と想いたちに出会うことが出来たシーンでは、本当に幸せな絵に映りました。
そして、ナズナ! 予想していなかっただけに衝撃が抜けません。悲しいことですが、しかし、それもきっと、
「何が幸せなのかは、その人自身が決めることよ」
とのお母様の言葉通りなのだろうと思いました。生ききったのだ、と。
困難な状況に晒されても、自らの力で、自らの生命を生きる、生き抜く、生ききる素晴らしさを読ませていただきました。書いていただき、本当にありがとうございました。
次回作も楽しみにしています。コメント欄に長々と失礼しました。
作者からの返信
改めて、最後まで応援&コメントありがとうございます。
今回another sideとしてマサキ視点の場を作ったことで、マサキについて深く書けました。シリーズを通して書きたかったのはハジメだったはずなんだけどなと思いながらも、気がつけばシリーズの大半をマサキが占めてるw
もしかしたら、これはマサキの物語でもあるのではと考え直しています。
そして、はい、ナズナ。
最終作に入るためには、ここで別れなければならなかったのでした。
彼女にとって、短くも濃い半年になっていればいいなと思います。
エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
完結、お疲れ様です。おめでとうございます!
マサ、お疲れ様です。サクラと末永くハジメを見守ってください。
ん、セオは?(笑)
まさかナズナまで、とは思ったけれどやはりハジメとずっと一緒にというのは無理ですよね。
でもお母さんと会えてよかったです。
作者からの返信
どうにかコンテスト期間に完結させることができました。いつも1番に読みに来てくれてありがとう!
マサキに代わって、おつありです(*´꒳`*)
「いつか、咲きほこる花の下」から物語時間で20年ほど、激動の人生だったなぁとしみじみ。ようやく落ち着いてお茶が飲めそうです。
川まで迎えに来られるのは一人と限られてるルールを作っているので、セオは向こうで待ってます、きっと。
そして、そうなんです、ナズナ。
リライトにあたって違うラストも考えてみたんですが、この先に続かなくなるので断念しました。
初恋の相手は忘れられないと言うから、きっとハジメの心の中で生き続ける、よね?という次作展開ですので、よろしければこの先もお付き合いください(さりげなく宣伝ww)
エピローグ 『藤紫』にてへの応援コメント
お二人の成長が素敵な作品でした。ありがとうございました!