おれと吉川
銀鮭
第1話 おれと吉川
あれは、平成25年5月4日のことだった。
午後の暇つぶしに、朝方読んだ新聞をまた拡げて眺めていると、ふいと吉川が訪ねてきたのである。
「やあ、しんちゃん。元気?」
と笑う若い吉川には屈託がない。
「おお、吉川やないか! 久しぶりやなぁ」
と応える俺は中年の疲れた顔で、「俺は、まあ元気やけど……お前はどうなん? あんなの食ってなんともなかったのか?」
──まあ、なんともなかったから来たのだろうが、彼と最後に会ったのは三ヶ月以上前の1月20日のことであり、その日、吉川は俺の家に棲みついた極悪害鳥であるチュウカンチョウの退治を手伝ってくれたのであった。そうして約束通り、最後には割箸をケツの穴から突っ込んでクチバシをコリコリいわして
「うん。やっぱりウンコ臭かった。でも食えなくはなかったよ。ただ、ちょっと舌がしびれて意識が朦朧としたんだけど、熱だって40度くらいしか上がらなかったし、なんてったって、もうビンビンで、一晩に夢精が3回もあったくらいで大丈夫だったよ」
と、吉川はのんきなことを言う。
「てか、お前、普通それは大丈夫って言わないぞ。ま、いいや、元気になったんなら。座れよ」
俺は、夢精がある吉川を少し羨ましく思いながらコタツの上に拡げていた新聞を畳んだ。今度チュウカンチョウを捕まえたら、絶対、自分も食ってやる。
正面に坐った吉川は、「これ、芋なんだけどさ、かのかのかわりにと思って……」と言いながら白いレジ袋から1.8リットルの紙パック焼酎はないもを取り出した。
「なんだよ~、そんなのいいのに……。かえって気ぃつかわせてしまったな」
という俺は麦でも芋でも構わない。て言うか、かのかはあげたのだから代物弁済などして欲しくなかったのだ。だから、「そうだ! きょうは呑もうぜ。そこで鮨買ってくるから。その間、新聞でも読んでろよ。なっ!」
そう言い放つと、俺はなけなしの金を掴んで玄関を飛び出した。──が、こけた。見ると右足に下駄、左足には女物のサンダルを履いている……。
このとってつけたような履き間違いに、俺は、吉川が訊ねてくれたことをよっぽど喜んでいる自分の存在を思い知らされたのである。思えば面と向かって人と話すこともない今日この頃、たとえば商店街の肉屋で「このヒゲネモスの並を百グラムちょうらいんか?」と言えば、「ご主人、きょうはモコトリの良いの入ってますよ」と店主がお得意様情報を教えてくれて、「おいおいおい! 本当にあのモコトリなの?……しかも雌? って、珍しいじゃない!」と興味を示せば「だったらきょうはツーチひとつサービスしちゃいますから、どうです?」と近づいて耳打ちするのに、「貧乏人には贅沢なんだよね。でも、たまには、いいか。よし、決まった。それ百グラムちょうらい」「へい、おおきに! ただ、ご承知だとは思いますが、絶対ナスと煮たり炒めたりしないでくださいね。熱でバラけたモコトリがナスとくっつくなんてことになると、奥様の大事なところが炎症起こしちゃうかもしれないですから」「だったら大丈夫。おれ、ずっとお一人様だから……」「えっ、こりゃまずいこと言っちゃったな!」「いえ、どんとまいんどです」などと、会話を交わして肉を買うなど、今となっては昔の話になってしまったのである。
客はシャッター通りとなった商店街を抜けてスーパーやコンビニへ赴くと、黙って商品をレジカウンターへ置きさえすれば、もう誰と話すこともなく買い物ができてしまうのである。いまから行く鮨屋にしたところでことは同様で、店頭の持ち帰り窓口にある用紙に数量だけ記入して手渡すと注文ができ、数分後に現金と引き換えに商品を受け取るだけで、誰と話すこともないのである。なるべく他人と接触したくない俺にとって、このシステムは非常にありがたいのだが、しかし、朝起きたときの猿股の湿り気が、世間一般に言われるところの老化による尿のチビリングによるものか、あるいは薄弱少量であるとはいえ夢精によるものかの判断がつきかねて、いっそうのこと猿股をズボッと頭から被ってしまいたくなる衝動に駆られる俺は、しかしやっぱり人との会話、コミニケーションが必要不可欠なんだと思い知らされると普通の人間で、そこはかとなく焦燥感や敗北感にさいなまれたりするのである。
「ちっくしょー!」
と俺は小梅太夫のセリフを吐くと、下駄サンダルを履き替える気持ちにもならず、擦りむいた膝小僧に唾ぬすくって儘よと駆け出したアスファルトの上をなんとも情けなくもアホらしい、カラン、ペタン、カラン、ペタン、カラン、ペタンと足音が響いている。
ウ~ワンワン! ワン!
わーぁ、花ちゃん行きまほ。わーぁ! 菊ちゃんまっておくれやす!
アホ~! アホ~!
フゥ~、ギャギャギャギャギャ~~!
──で、三十分ほどして戻ってくると、吉川は熱心に新聞を読んでいたが、「なんか面白い記事、あるか?」と訊く俺に、「うん。色々あるけど……しんちゃん、どうしたの? ひどく疲れていそう」と心配そうな顔を向ける。
「ああ、途中、犬に吠えられるは、ぎょうさん子供はついて来るは、カラスに襲われるは、雌猫にはさかられるはで、あ~疲れた!」と、まるで自分が“ハーメルンの笛吹き男”状態であったことを説明しながら、「今夜おまえを嵌ーめるん!」と、さんまのギャグをまねて右手で股間を押さえながらポーズっていると、「ははははは……しんちゃんは“ナニワの下駄サンダル男”だよ!」と吉川が笑う。
「下駄サンダル男? だっせーなぁ」と俺もつられて笑っていたら、どこからか「フオッ、フオッ、フォッ!」と、おかしな笑い声が聞こえてくる。
「吉川、お前へんな笑い方するなよ!」
「え? 俺じゃないよ……」
二人して首をひねっていると、
「あ、なんか頭についてる?」と吉川が俺の頭を指差すので、「うん? 何かついているのか! 何がついてるんだ?」と、こわごわ手を伸ばして取ってみると、なんとこれがウルトラマンに出ていた宇宙人である。「おいおい、バルタン星人までついて来やがった!」
「てか、それハルゼミじゃん!」
薄手のプラボックスに詰められた小さな握り鮨を摘みながら、「日本国憲法は修正されてない憲法では世界最古なんだってよ」と俺が言うと、「え、ほんとう?」と吉川。「ほら、見ろよ! 一面のここ、赤字で無修正って書いてあるだろ?」
実際、その日の産経新聞一面のトップは憲法改正についてであり、それを補足するための各国の憲法を比較した囲み記事内に赤字があったのである。
「ほんとだ。赤字で書いてある。けど、無修正じゃなく無改正だよ」「え、嘘。無改正? ……な~んだ無修正じゃないのかよ~」と残念がる俺に、「どっちだっておんなじじゃん!」と吉川が言い捨てる。「いや、違う! ぜったい無修正のほうがロマンがあるぞ~」と、俺がうっとり中空を眺めようとすると「それって、もしかして“ロマン”じゃなく“オマン”なんじゃない?」と言って笑った吉川の、彼の信じられないほどの迅速適正な切り返しに驚いた俺は何も言い返せず、ただ“無修正のオマン”につくづく首肯して───ひと言、「お前、腕上げたなぁ」。
俺は、吉川の言う“無修正のオマン”というのは、きっとこのことなのだろうと産経のロゴマークをチラ見すると、これ全体に薄くモザイクのかかった様子を想像してにやつきながら、吉川の透明のペラカップに焼酎のはないもを注ぎ、「ところで、お前はどうなんだよ。憲法。いまのままでいいのか?」と訊いてみると、「そんなの訊かれたって、俺、しんちゃんとちがって工業高校中退だろう」と顔をしかめやがる。「んなこと関係ないだろう! ……てか、たしかお前、入学して三日目に辞めたんだよな。女子がいないって気づいてよ。ははは」「笑うなよ。だから俺って実質中卒と同じなんだから、難しいことはわからないよ」と言って吉川は不貞腐れたようにイカを食う。
俺は、蛸食う関君ではなく、烏賊食う吉川に焼酎を勧めてから言った。
「誰だってわからないよ。わからないからほったらかしなんだ。でもよ、誰が見てもおかしいと思うところがたくさんある。たとえば自衛隊が存在し戦闘機や戦車もってるのに武力は保持しないだとか矛盾してるし、そもそも戦いませんて憲法に書くバカいるか? まったく理解できん」
「世界から見れば、自衛隊は戦闘マニアのコスプレみたいに見えるんじゃないの?」
「いや、そんなことはない。世界は実利で判断するんだから日本が描く絵空事を信じる国なんてあるわけがない。自衛隊は完成された軍隊であり、日本は核兵器さえ持っているというのが世界の常識なんだよ。とにかく現憲法のおかげで日本の常識は世界の非常識になってしまっている。こんなことなら8月15日に日本人すべてが玉と砕けたほうがよかったのかもしれんな……」
「なにそれ? 悲惨すぎるじゃん!」
「まあな。悲惨だよ。戦後68年経って益々悲惨になっていく。日本人は生き残ったけどよ、日本人の“心”は玉砕したも同然じゃないのか……」
「どうして?」
「どうしてってお前、日本人が後生大事に押し戴いている憲法ちゅーのは戦勝国のアメリカが日本の国がもう二度と戦争をしないように、ていうかアメリカに抵抗出来ないように日本人を骨抜きにするために与えられた法の概念なんだぜ」
「ほんとう?」と驚きの表情で訊く吉川は、いま食ったエビの尻尾に若干身が残っているのを確認すると前歯でしごきとった。
「ああ、ほんとうだ。とにかく進駐軍は、戦前の日本をすべて日本人自らに否定させたんだ。そうして与えたのが退廃的なまでの自由と際限のない権利意識、教え込んだのが自虐的史観だ。欧米列強の植民地支配の時代にあって、最後まで抵抗して戦った大日本帝国は結局、世界の植民地の独立には大いに貢献したが、皮肉なことに、それと引き換えるかのように自身は占領され、終戦から今現在までの68年間アメリカの植民地のままじゃないか」
「つまり、ポチってこと?」
「そう。飼い犬だ。しかも、リード離したって逃げやしない。よっぽどお利巧で従順だったから、吠えることもできやしない。ガルルル~!」
と俺が唸り声を上げたのに呼応するように、どこからか歌が流れてきた。
Oh, say can you see,
by the dawn's early light
すると吉川が携帯を取り出し、
「はい。あ……うん。……わかった。じゃ、あとで」
と応対した。
「なんだお前、アメリカ人か!」
と俺は、吉川の着うたがアメリカ国歌であったことへのツッコミを入れたのだが、吉川は心此処にあらずというような無表情で対応するものだから、「意味知ってんのかよう?」と訊くと「うん? 知らない」と応えやがる。
「じゃあ言うけど、戦争に勝って、そこへ星条旗をおったてて歓喜しようって、そんな感じの内容なんだぜ」
「へー、そうなんだ」
「なんだよ、その感情のこもらない言い方はよう。お前、もしかして、元アメリカ兵が寄せ書きのある日の丸を返したいってニュースが流れた時、涙浮かせて感動してるんじゃないだろうな」「親切な人だよ。いい話じゃないか」「なにが親切だ! なにがいい話だ! あの日の丸を持っていた日本の兵隊さんは戦死されてるんだぞ! 殺した兵隊さんから戦利品として奪ったものなんだぞ!」
兵隊を殺すのが戦争なのだから、どの国の軍隊であっても残虐なことをする。その点では日本軍もアメリカ軍もそうであったはずなのに、禁止兵器の原子爆弾や東京大空襲などで非戦闘員を大量に殺戮したアメリカ兵は戦勝国だから非難されず、敗戦した日本の兵隊さんは、ありもしない南京事件や捏造された従軍慰安婦などによって悪魔の軍隊などと不名誉を被っている。この不条理にかねてより憤っていた俺は、
「アメリカ兵は日の丸だけじゃなく、兵隊さんが持っていた万年筆や時計、家族の写真なども奪っていったし、金歯まで抜いて持っていきやがった。けどよ、それだけじゃ飽き足らず、兵隊さんの首をゆでて肉をそぎ落とした頭蓋骨を戦地のお土産として持って帰りやがったんだ。南洋の島々の戦闘じゃ、アメリカ軍は島の形が変わってしまうほどの艦砲射撃をしてから上陸し、地上にあるものすべてを火炎放射器で焼き尽くし、兵隊さんが隠れているいないにかかわらず、穴という穴すべてにガソリンを流し込み火をつけて手榴弾を投げ込んで皆殺ししやがったんだ。穴から逃げ出してきた兵隊さんは、機関銃で撃ち殺して、皆殺しだよ。下手に捕虜にすれば格段にリスクが増えるし、誰も見ちゃいないんだから……やつら、兵隊さんの死体を切り刻んで遊んだりしやがったし、日本の兵隊さんの死体を糞尿残飯といっしょに埋めやがったんだ」
そのへんのことは冒険家のリンドバーグが日記のなかで証言しているのである。
「吉川、お前どう思う?」
「思うって、なにを……?」
鮨がなくなって吉川は、がりをガリガリやり始めた。
「兵隊さんだよ」
「兵隊さんかぁ、かわいそうだよ」
「そうだろう。お前と同じくらいの若者がさ、妻や子供や父母兄弟と別れて、満足に銃も弾も持たずに、逃げ場のない南の小さな島に送られて、穴掘って……もう、考えたくないよな。でも、日本の兵隊さんも、どの国の兵隊さんでも同じように、みんな祖国の未来や、そこに残した妻子や父母兄弟など家族のことを考えて戦ったんだから、勝ち負けにかかわらず、亡くなった兵隊さんは、いずれの国でも、ねんごろに弔われている。それなのに、日本じゃ首相が靖国神社へ参拝もできないじゃないか」と俺が、一呼吸ついたところ、
「あのさ、しんちゃん。俺、帰るわ」と吉川が立ち上がる。
「おい、話はまだ終ってないぞ」
「わかってる。俺、待ち合わせしてるんだ」
「お、女か? チリ毛のマリちゃんか?」
「違うよ。コンビニのバイトで知り合ったんだ」
吉川は腕時計を見て、少し困った表情を浮かべたので、「だったら、とにかく遅れるって電話しろよ」
電話がしづらいだろうと気遣った俺は食った鮨の後片付けをしながら、それでも耳をそばだてていると、おぼろげではあるが見えない電話相手のことが知れてくる。コンビニのアルバイトだという女の素性が……。
「やっぱ帰るのか?」
「うん」
「じゃあ、途中まで送っていくわ」
五月の夕暮れの温気はへんに生暖かく、俺と吉川は土手を並んで歩いていた。
「鬱陶しい羽虫だなぁ」
俺は、群がって飛ぶ羽虫を両手で払いながらいう。吉川は黙って横を歩いていたが、ふと俺の足元を見て言いやがった。
「下駄とサンダルじゃん!」
「うん? あ、ほんまや!」
俺は、ゲラゲラ笑い出した。まったく気がつかなかったのだ。「それで羽虫がついて来るんだな」
「そうだよ、しんちゃんは“ナニワの下駄サンダル男”なんだよ」吉川も笑い出しやがった。
俺と吉川は、いつもの調子でじゃれあいながら橋のたもとまでやってきた。しかし、その日はお互い言い合わせたように立ち止まった。俺はここまで見送ろうと考えていたし、きっと吉川も、見送りはここまでにしてもらおうと考えていたのだろう。
「ところで吉川、お前変わったよな?」
と、俺は皮肉を込めて言ってやった。
「そうかな……別にかわってないよ」
と、吉川は、うつむいたまま首をひねる。
「いまの彼女ってのはチャイニーズなんだろう? そうだろう?」
「うん。まあ……」
「やっぱり、そうか」
無意識に俺は石ころを拾っては川へ投げていた。
俺は、彼女がチャイニーズだからどうこう言うのではないが、気を回した吉川が勝手にネガティブになっているようだった。おそらく吉川は、彼女を俺に会わせることはできないと判断したのだろう。俺と彼女を天秤にかけ、吉川は彼女を選んだということだ。今日、久方ぶりに吉川が訪ねてきたのは、きっと俺との惜別のためであったのだ。
俺は顎をしゃくって「さあ、行けよ。でも、自分は見失うなよ! お前は純真なんだからな」と吉川の尻を叩いた。
「うん」とうなずいて歩き出した吉川を見届けると、俺は素早くたもとの欄干の陰に隠れた。そうして見つからないように彼の後姿を目で追いかける。「さ、いつでもこいよ!」
ところが吉川は、一向に振り返らない。というか立ち止まることも振り返るそぶりさえも見せないでズンズン歩いていくのである。俺は内心ひやひやしていた。小学生の頃、友だちとのかくれんぼで、完璧に隠れ過ぎた俺は、誰に発見されることもなく、夕闇の中へ置き去りにされた厭な想い出がある。もし、吉川が振り返らなければ、今夜は絶対眠れない。と見守っていると、橋の真ん中辺りで、吉川が立ち止まり、そうしてふり返った。彼は、橋のたもとにも、帰りの土手にも俺の姿が見えないのできょろきょろしている。そうしてとうとう欄干越しに川を覗き込むという、絶好のシチュエーションを提供してくれたのである。よっしゃ! 俺は橋の上へもんどりうって出たのであった。
「バ~~~カ! 飛び込むのはまだ早いぜ。それよりはやく帰ってパイパンちゃんといちゃいちゃしやがれ!」
俺は両手をメガホンにして怒鳴ってやった。
「なに言ってんだ! しんちゃんだってはやく結婚して、お母さん安心させなよな!」
と、吉川がふくれっ面で応じてくる。
そうして、お互い笑顔で両手を振った。もう、何も言わない。
二人は、ほぼ同時にくるりと反転した。俺はもう振り返らないし、吉川だってそうだろう。
俺は、いつもグチや不満を聞いてくれた吉川に心の中で呟いた。
「あほ、ぼけ、かす、すかたん……置いてけぼりにしやがって!」
(了)
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