天地

あの鳥は空を飛びたいと願った

しかしそれは叶わぬ夢

あの鳥の翼は醜く折れ曲がっている

心無い誰かが傷つけたんだ


あの鳥は地面を這い歩いている

それを笑う者達あり

可哀想だと哀れみの目で見るものも

笑う者と同等だと思う


叶わぬ夢を背負いし者

それをバカだと思う者

蔑み笑い見下せよ

いつかは馬鹿見る者達よ


あの鳥は飛び去ったのだから

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る