第2話
「ちょっと綾斗!!お弁当忘れたでしょう!」
「あれ?ほんとだー。ごめんねみーちゃん」
「だからあれほど学校でみーちゃんって呼ぶなって言ったでしょ///」
「そうだったね。ごめんね菜々美さん」
「そういえばなんで私だけ下の名前で呼ぶの?そりゃあ綾斗とは幼稚園からの付き合いだし別に仲が悪いわけじゃないからいいんだけどほかの女子の知り合いは全員苗字呼びだし、小さい頃から綾斗はずっと私のことみーちゃんって呼んでいたしね」
「だって僕と結婚したら苗字が高宮になるでしょ?苗字が変わるわけだから急に呼び方変えるよりも最初から名前で呼べばいいかなって思って」
「なっ///馬鹿じゃないの///だいだいなんで私が綾斗と結婚することになってるのよ!!!」
「だって結婚の約束をしたじゃんかー」
「それは幼稚園の頃の約束でしょ!!」
「えー僕ずっと楽しみにしてたんだよ。はやく18歳になってみーちゃんと結婚するつもりなんだよ?」
「ばか///そういうのはもっとロマンチックな場所で言いなさいよ///次はきちんとした場所で言ってね!!」
「それってロマンチックな場所で言えば結婚してくれるってこと?」
「なっ...もう綾斗なんて知らない///バーカー」
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